先週、指導医養成のためのワークショップに参加した記事を書きましたが、今回はその中でも皆さんに知っていただきたいことを取り上げてみました。
①「うつ病」や「適応障害」になりやすい環境として
・頻繁に環境が変わる
・自分のペースで仕事ができない
・周囲の期待、責任が大きい
・まとまった休養がとりにくい
といった所があげられます。まさに必修化後の臨床研修医の状況です。
②いつもと違う研修医に注意
・カンファレンスの時に声が震えている。過度に緊張しているように見える
・電子カルテに向かってボーっとしている。
・「マスク」をはずそうとしない(涙目を隠すために覆い隠すようにしている)
・目が潤んでいる(涙を流している)
このような研修医を見かけたら卒後研修センターのスタッフに相談するようにアドバイスをしてあげてください。
③こういう人は要注意
・今日できることは明日に延ばさない
・カンファレンスの準備に手を抜かない
・人一倍やっているのに、自分の能力が劣っていると誤解している
・愚痴は聞くけどこぼさない
・指導医の悪口を言わない
だそうです(私のようなタイプ、ということでしょうね)。
④適応障害改善への経過
・1週間:1日中眠たい
・2週間:朝、起きられるようになる
・3週間:目つきがしっかりしてくる
・1ヶ月:1日のリズムが出来る。倦怠感も軽減し、良く話しができる。周囲からは元通りに見えるが、まだなんとなく自然な感じではない。この時期の復帰はまだ早すぎるそうですので、指導医のみなさん、プレッシャーをかけて無理矢理引きずり出すようなことはやめてくださいね。
・3ヶ月:焦りが無くなる。朝、気持ちよく目覚めるようになる。暇だと感じるようになる。夜の薬も服用を忘れる。この時期に復帰するのがベストとのこと。
あと、講師の先生が強調されていたのは、適応障害で研修を中断したからといってその人が能力的に劣っている訳ではないという点です(研修先をかえて、そこで論文を一つ書き上げた人もいるそうです)。 by guri
①「うつ病」や「適応障害」になりやすい環境として
・頻繁に環境が変わる
・自分のペースで仕事ができない
・周囲の期待、責任が大きい
・まとまった休養がとりにくい
といった所があげられます。まさに必修化後の臨床研修医の状況です。
②いつもと違う研修医に注意
・カンファレンスの時に声が震えている。過度に緊張しているように見える
・電子カルテに向かってボーっとしている。
・「マスク」をはずそうとしない(涙目を隠すために覆い隠すようにしている)
・目が潤んでいる(涙を流している)
このような研修医を見かけたら卒後研修センターのスタッフに相談するようにアドバイスをしてあげてください。
③こういう人は要注意
・今日できることは明日に延ばさない
・カンファレンスの準備に手を抜かない
・人一倍やっているのに、自分の能力が劣っていると誤解している
・愚痴は聞くけどこぼさない
・指導医の悪口を言わない
だそうです(私のようなタイプ、ということでしょうね)。
④適応障害改善への経過
・1週間:1日中眠たい
・2週間:朝、起きられるようになる
・3週間:目つきがしっかりしてくる
・1ヶ月:1日のリズムが出来る。倦怠感も軽減し、良く話しができる。周囲からは元通りに見えるが、まだなんとなく自然な感じではない。この時期の復帰はまだ早すぎるそうですので、指導医のみなさん、プレッシャーをかけて無理矢理引きずり出すようなことはやめてくださいね。
・3ヶ月:焦りが無くなる。朝、気持ちよく目覚めるようになる。暇だと感じるようになる。夜の薬も服用を忘れる。この時期に復帰するのがベストとのこと。
あと、講師の先生が強調されていたのは、適応障害で研修を中断したからといってその人が能力的に劣っている訳ではないという点です(研修先をかえて、そこで論文を一つ書き上げた人もいるそうです)。 by guri
雰囲気の良い職場を作ることは、仕事の効率や質の向上にもつながりそうですよね。
日常業務に追われるだけでなくて、周りを見る余裕をもっていきたいです