Ryokoです。
富山に移って、この画面に記載するのは初かも!?知れません。お久しぶりです。
今週金曜日、マリトピアで佐賀・筑後びまん性肺疾患研究会があります。私の現ボス、富山大学附属病院病理部の福岡先生が病理コメンテーターとして毎年参加であり、今年は私も富山から参加予定です。
当日は3例の症例検討が予定されており、画像の供覧に引き続き、直接病理の詳しいコメントが聞けるのは、画像診断に非常に役立つと思います。佐賀大、久留米大、白石共立病院から症例をお預かりしていますが、今年は講演がないので、症例解説に加え少しオマケ知識をお話してもらえるはずです。
びまん性肺疾患は度々目にしますが、日常診療では病理に行きつくことも少なく、また、画像・病理ともに専門性が要求され、知識を深めにくい分野と思いますので、ぜひ来ていただけると嬉しいなぁと思っています。
では当日、お会いしましょう
※自宅で書いたので、詳しい時間がわかりません。たぶん、19時?だれか追加記載お願いします。
富山に移って、この画面に記載するのは初かも!?知れません。お久しぶりです。
今週金曜日、マリトピアで佐賀・筑後びまん性肺疾患研究会があります。私の現ボス、富山大学附属病院病理部の福岡先生が病理コメンテーターとして毎年参加であり、今年は私も富山から参加予定です。
当日は3例の症例検討が予定されており、画像の供覧に引き続き、直接病理の詳しいコメントが聞けるのは、画像診断に非常に役立つと思います。佐賀大、久留米大、白石共立病院から症例をお預かりしていますが、今年は講演がないので、症例解説に加え少しオマケ知識をお話してもらえるはずです。
びまん性肺疾患は度々目にしますが、日常診療では病理に行きつくことも少なく、また、画像・病理ともに専門性が要求され、知識を深めにくい分野と思いますので、ぜひ来ていただけると嬉しいなぁと思っています。
では当日、お会いしましょう

※自宅で書いたので、詳しい時間がわかりません。たぶん、19時?だれか追加記載お願いします。
こどもを預けていられる時間まで、存分に勉強させていただこうと思います!
昨日は久しぶりに明月館で佐賀牛を食べました
報告記事を書こうと思ったのですが。
ところで、DIP,RB-ILDなのですが、すりガラス影そのものに特徴があるような気がするのですが、その辺りは何か報告(あるいはtips)はあるのでしょうか?
あと、非結核性抗酸菌症では、菌体がごくわずかの部位でも高度な所見(空洞を伴った浸潤影)が見られたのは、二次性の変化が加わっていると考えるべきなのでしょうか?
DIPのすりガラス影(純粋にRBのみだとすりガラスはほとんどないですが、線引きは微妙)の特徴は、私が思っているのと同じかな?研究会のとき画像を見て話していたことでしょうか?DIPのみでなく、GIPにも同じ傾向があるようで、airspaceにMφが溜まる病期の共通所見かと思っています。自分の思っていることと完全に同じことは記載されていないので、調べたいなぁと思っていますが、そもそも病理をとって診断されることが少ない(増悪傾向が乏しいことが多い)ので、難しそうです。いっぱいVATSしているところと組まないと出来ません。本当に答えになっていなくてごめんなさい
NTM疑いで経過観察や治療をしている症例は一般的なことです。
あの症例検討で呈示された症例に関しても、基礎にNTMが存在することは、画像上、ほぼ確定的だったのですが、その他にNTMによる所見としては、非典型的な所見(胸膜直下の線維化)があったことが気になる所見でした。(VATSのときには、採取する場所は可能なら2ヶ所いくべきです。)
また、右下葉の陰影に関しても、NTMによる変化としては、浸潤影と離れた位置で気管支壁肥厚が目立ちすぎた点などが、通常のNTMだけによる所見としては非典型的でした。
従って、あの右下葉の陰影がNTMだけによる所見かどうかが非常に疑問に思えたわけです。
もう少し、意見をのべたいところもありますが、これ以上は・・・。
なかなか鋭いですね。
たぶん、DIPではpathyな感じで、RB-ILDではnodularな感じといえばいいでしょうか?
でも、あの呈示された症例は上肺野ではRB-ILDぽくって、下肺野ではDIPぽかったですよね。
だから、あの時に、私はSR-ILDとまとめて診断したわけです。
病理学的に詳しいことは、RYOKO先生にお任せします。
呼吸器領域の画像診断って、”・・・ぽい”とか”・・・のような感じ”とかいう所見が多いような気がします。
本当は、一刀両断に診断できればいいのでしょうけど、それが、なかなか難しいのがこの領域なんですよね。
SR-ILDとまとめるのが、現時点では簡便なのですが、まだ国際的にもSR-ILDの定義がないので、人によって意味することは様々です。UIPも喫煙の頻度が高いですし、先日話題に上がったAEFもSR-ILDになります。早めに方向性が決まって、使用可能な病名になると嬉しいですね。
呼吸器の診断はkuma先生のおっしゃるように…っぽいことが多くて、何となく皆が共通して…っぽいと思っていたりします。きちんとstudyを組んで証明し、有用な所見であることを示していかないといけないのですが、組織採取の都合上、難しいのが悲しいところですね。
Kum先生には、以前RB-ILDとDIPの違いを質問したことがありましたね!
で、今回ぼくがお聞きしていたすりガラス影は、DIPの症例で見られた、あの淡いというか、もわっとした、というか…という印象のすりガラス影についてでした。ARDSの初期なんかのすりガラス影とは違うかなぁ、と思ったので質問させていただきました。