佐賀大学病院放射線科アンオフィシャルブログ ~さがの読影室から~

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Q&Aでやさしく学ぶ心臓CT

2009年05月05日 11時20分52秒 | 独断!放射線科医の推薦図書
 正直に申しまして、 心臓CTは、Definitionが稼働してから撮像するようになった上、これまで不勉強だったので、「オススメ!」というだけの自信はありません。

 ただ、この本を手にとって、幅広く心臓CTとそれに重要な臨床的側面を学ぶことができたので、ご紹介します。

Q&Aでやさしく学ぶ心臓CT

メジカルビュー社

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 心臓CTは、循環器科と放射線科の中間にあるような分野で(と、思いますが…)それぞれの得意分野と苦手分野が重なっていることが、これまで勉強するのに、ちょっと躊躇していた理由でした。

 これから心臓CTを学ぶのは、放射線科および循環器のDr.と、放射線技師さんが大部分と思います。それぞれ、他の業務が多いので、効率的に学ぶ必要があるかもしれません。

 本書では、撮像方法、後処理、そして適応と現時点での循環器疾患におけるCTの位置づけ、これらの項目が、各章にわけられており、効率的にQ&A方式で学ぶことができます。
 Dual Source CTについては、まだ始まったばかりなのでちょっと触れられている程度ですが、基本的な事項については押さえられています。

 心臓CTに関する各学会からのガイドラインのULRも紹介されていますので、参考になりそうです。

 もう残りわずかですが、この連休中(もしくは週末)にでも読破できるボリュームなのも、うれしい点です。詳しく知りたい点は、それぞれの参考文献を参照すると良いかもしれません。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
勉強会情報 (kuma)
2009-05-05 17:03:30
mune君はすでにチェック済みだと思うけど、今週金曜日(8日)に久留米にて、慶応の陣崎先生が心臓CTに関して講演されます。
勉強になること間違いなしです。
もし、時間がとれるようならば、久留米まで足をのばしてはいかがでしょうか?
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追加 (kuma)
2009-05-05 17:05:19
陣崎先生はこの本の執筆者の一人でしたね。
サインをもらいにいってはいかがでしょう?
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えっっ! (mune)
2009-05-06 21:54:30
未チェックでした…
久留米ですか…
行けるかなぁ…
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