倭人語のすすめ

倭人の言葉が残されていた。古事記の神々の多くは、秘文とされた文書を基にしていた。一音一義の倭人語を解き明かしたいと思う。

ひふみー日本語数詞の誕生

2021-10-16 09:26:49 | 日々記
日本語の前身、倭人の言葉の原始は、AUIの三母音であった。目に見えるまわりの自然の造化はすべて「ア」で表現し得た。その自然が動きをやめた時には、「イ」という母音で、存在を表現した。自然が動くのを見た時にそれを「ウ」で表現した。その後倭人はO「オ」という母音を定着させた。

 AUIを発声エネルギーの小さい順に並べるとIUAの順となる。
 原始、倭人はものを分けるときは、発声エネルギーの順に並べたIUAにI母音を付けて表した。
 一つのものを「I(イ)」。二つに分けると「IU(イゥ)」。更に二つに分けて4っつにすると「IA(イァ)」

 時代が進むと、Y子音という関係性を表す子音と組み合わせて数えるようになった。
 YI YU YA(イユヤ、124)。それ以上はYAYA(ヤーヤー)で沢山を表した。

 更に時代が進み、ウとアの中間母音オを使えるようになった。
 IUOAの順に数詞に応用した。
 YI YU YO YA(イユヨヤ、1248)

 更に時代が進み、三つに分けることを覚えて、物体を表すM子音を使った。五つに分けるときは物量を表すT子音を使った。
 MI(ミ3)。二つに分けるとMU(ム6)
 TU(ツ5)。二つに分けるとTO(ト10)

 それでは、7を表すときはどうするか。TAには沢山、たわわなど物が多い状態を表す。溢れるという意味もある。足す意味と捉えてもいいだろう。
 そこで7はMUTA(6から溢れる)又はMUTAYI(六つ 足す 一つ)と表した。
 9はYATA(8から溢れる)又はYATAYI(八つ 足す 一つ)と表した。
 八咫烏(ヤタガラス)、八咫鏡(ヤタノカガミ)等の言葉がのこっている。
 これより更に多い時にはYAMATA。「八岐大蛇(やまたのおろち)」。

 IUOAの発声エネルギー順に従って並べてみよう。
 YI YU YO YA     
 MI MU   
    TU TO
          YAMATA

 倍数同域子音の法則に気づくことができる。

 YI YU MI YO TU MU MUTA YA YATA TO YAMATA

 弥生時代、哲学というか宗教がこの数詞を利用して、教えがまとめられた。
 ユピプミ ヨツムナ ヤコトタ エモマチ ヨヂュミペ
 ひふみ数詞の誕生である。(弓前文書の行番号3201から3205)
 

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