3/30「琉球独立」
2年前くらいだったかある配信番組で
「琉球独立」
と言うビラを撒くとすぐさま無くなると言う事を発言していた言論人がいた。
折しも,,
今日IWJで配信になった太田沖縄前知事のインタビューでは
「沖縄居酒屋独立論
」なるものが太田さんの言葉となって発せられた。
つまり、
沖縄では戦後かなり早い時期から
「独立論」があったと言う事だ。
それは
「日本からの独立」そして、
「米からの独立」
と言う2つの意味を持っていると言う事だった。
「日本からの独立」とは
帝国時代の日本政府からの独立を意味し、
それは奇しくも「米から与えられた」
と言うものだったと言う事である。
2つ目は「米からの独立」。
これは確かに「日本から与えられた」のであるが、
結局、日米安保条約に依って完全な独立ではなく
、「基地問題」
と言う大きな重しを押し付けられているままである。と言う事だ。
太田さんはこの2つの「独立論」を提示しながらも、
まずは
経済的独立性をなしとげると言う問題について先頭に立って来た経緯を話した
。そして、
最終的には
「沖縄は独立した方が良いのではないか?
」と言う明解な発言はしなかったものの
、最終的には
「独立論」
を支持したのではないだろうかと思われる。
また
、この「
沖縄居酒屋独立論」
なるものが県民の中でかなり浸透していると言う事を指摘し、
今年一杯、
沖縄県民と日本政府が直接何らかの行動で対決するのではないかと言う発言した。
その場合、自衛隊が米軍側についた時、
この状態が一層混乱するのではないかと言う、
懸念を表明した。