4月19日に統一地方選挙後半戦が始まり、小浜市は定数18に対し18人が立候補を届け出、無投票当選となりまいた。
事前説明会時には2名ほど定員オーバーでしたが、結局小浜市にとって初の選挙無しになりました。
選挙戦の準備をしてきた陣営は、午後5時の連絡を待って、続けていいのか止めるのかと気が気でない動向になりました。
私も候補者ながら市民としては今回の無投票当選はすっきりしないし、議会政治の低迷にならないかと心配です。
付託を受けた議員が議会で発言してこそ意義があり、発言に重みが違うと思います。
次は市民からは議員定数の削減すべきだ!と言われます。
私は人口が減る前提じゃなく、人が増える市になれば人口4万人なら20人、3万人になれば15人、2万8千人なら14人の議員定数だと決めると良いと思っています。
昨夜、NHKの9時の番組で町村長、町村議会議員の各地で増える無投票当選の特集で、町村長は122選挙区に対し199人が立候補して53人(43。4%)が無投表当選らしいです。
また、町村議会議員選挙373選挙区で4269人の定数に4832人が立候補して89の選挙区で930人(21.8%)が無投票当選ということでした。
1.人口減少と経済の停滞が長く財政も縮小傾向で、誰がなっても答えは同じだ。
2.選ばれたわけでも選んだわけでもないゼロ票議員が増えてくる。
3.議会制民主主義が草の根レベルから枯れている。と中央大学佐々木信夫教授の厳しいご意見の報道でした。
そして、今日22日の福井新聞にこれからの議員像とは・・・ の見出しで議会の役割は行政に対する「チェック機能」とされているが、課題解決へ提案型に!と記載されました。
安倍政権の地方創生は『やる気のある自治体を支援する』つまり、自治体間競争なのです。
自治体の独自性が問われ、理事者の提案を議論しているだけでなくて、議会としても持続可能な政策提案を求められると言われていました。
私の、思いとしてブログ開設時の文書を再度・・・
地方分権が進んでいく中、地方自治体の政策能力が市民生活に大きく影響します。
議員の個々の力量の向上が強く求められております。
私自身が現場を知り皆様の声を真摯に受け止めて、小浜市の直面しているさまざまな問題に対し、「今何を選択すべきか」を判断しなければいけません。
未来のために(未来の子供や孫のために)選択と集中の政治判断をまいりたいと思います。
3方良し(売り手、買い手、世間、共に良い)この言葉はよく使われますが、政治は市民の要望に応えつつ、夢や希望を与えなければなりません。
「未来の子供たちに何が残せるか」これを常に考え取り組み4方良しが大切だと思います。
鳥の目のように大きく全体を見てしなければならないこと、または虫の目のように身近な問題を解決しなければならないこと。
さらには魚の目のように大きな流れをよんで動かなくてはならないことを、しっかり見据えていきたいと思います。
このたびの市議会議員選挙では、無投票とはいえ当選の栄に浴するができました。
これから始まる議員活動、小浜市が誇れるまちにしていく為、しっかり勉強し提案し『夢を形にまちづくり』を一つ一つ実現するよう一意専心励んでまいります。
ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。