方正県のマンションと菜

その後６８歳の友人宅のマンションに行った。さすが3LDK広くて１６階の１0階。市内は２４階建てが１棟、１６階建てが20棟くらいか？でも市内や方正湖湖畔にまだ１６頭のマンションが10棟は建設中だから、まだままだマンション建設のバブルは続く。いつもチラシには建設要員の募集が乗っている。

元料理人の知作るカレーは美味かった。明日はとんかつを作るので食べに来いと言うのでまた歩いていく予定。うちのマンションから歩いて２５分。うちは方正県の中心部にあるが、彼のマンションは城北（ちゃんぺい）地区だから少し遠い。数年前はこの地区がもてはやされていたが、最近は中心部の再開発や地下街の増設工事やらでまた盛り返している。

 

彼もタバコは吸わないがタバコよりも、中国の油の匂いだけは許せないようでいろいろな油を試してコーン油が少し高いけど日本の無味無臭の油に近いと教えてくれた。早速試してみようと思う。ドレッシュングは当然売っていないのでオリーブオイルと酢、胡椒で自作しょうと思う。

 

とにかく方正県の調味料は日本人には向いていない。観光でしかもレストランでたまに食べるには問題ないが、長期間、三食とも地元料理の魚料理、肉料理、野菜料理すべて黒っぽいジャン（中国味噌）で味付けなので、何を食べても同じ味で不味くて臭くてもう食えない。

私はこの間すでに６回も吐いた。殆どが臭いが原因。タバコ、油、菜（つぁい、おかず）の臭い。あと数回は飲み過ぎ。

 

日本人がこの地で生き抜くには友人のように自分で料理するしかない。

 

 

 人民商場

喧嘩の潮時

女友達の家に転がり込んで３日が経った。昨日は奥さんと妹と通訳３人で怒鳴り込んできて、取っ組み合いの喧嘩があった。今日は奥さんの親戚が僕を取り戻しに来た。また女友達の兄も結婚もしてないのにこれ以上一緒に暮らすのは難しいと言い出した。彼女は不去と言うがここらが限界かなと思うので、また１６階のマンションに帰って来た。まあ、金が絡んでるのは間違いない。そういう意味では一度にお金があるのではなく年金で良かった。これを自分が管理している以上行くところはどこにでもある。

中国はとにかく銭銭銭だからこれが一番大事。たとえ奥さんといえども無一文になればバイバイとなるのは自明の理である。

朔日６８歳の友人が方正県に帰って来たと電話があり、一緒にカレーライスを食べようと言うので今から彼のマンションに行くことにした。