ファンソン・ライフ

旅日記や太極拳のブログ

アイルランド、第5日目(2010年5月22日) その②

2010-11-25 08:07:13 | アイルランド旅行
アシュホード城からバレン高原へ向かいます。

バレンはゲール語で(石の多い場所)を意味し、石灰岩の石の丘が次々と目の前に現れ、ふと中国のゴビ砂漠を思い出しました。
ゴビ砂漠では小さな石のつぶが、延々と続きましたが、ここでは大きな岩がゴロゴロとつながっています。そして、車の窓から岩山が次々と見えました。

紀元前3世紀の石の遺跡、「巨人のテーブル」などがあり、不思議な景色でした。

この頃になると、さらに天気が良くなり、気温は上がり暑くて...。
しかも車からおりて「巨人のテーブル」まで徒歩ですが、お店もトイレも何も無く、石ころの中を歩くのみ。
本当は静かに自然と遺跡を眺めながら、心の対話でもする所でしょうが、とにかく暑いっっ

石ばかりで、木陰も無いし...。軟弱者ですみませんm(_ _)m





写真の中央に道路標識が見えますが、なんでもない普通の田舎道ですが、なんと制限速度100Km/hが表示されています。

今夜は、「アイルランド讃歌」(高田信也著)の中で絶賛されていた、ホテルの『グレガンス・カッスル(4つ星です)』に泊まります。

手入れの行き届いた庭と、蔦のからまる建物がホテルです。



柵の向こうは、牧場です。

部屋は、お姉さんがジャンケンで決めましょう!と言われるので、その時はどちらでもと、思いましたが、無欲の勝利。

この部屋はたぶん高田信也さんが泊まられた部屋ではないかと思うくらい、ステキでした。







ここは別棟のスイートルームで3部屋あります。
入り口にお洒落な長椅子が置いてあり、そこから洗面とトイレ、バスの部屋につづきます。
どこにも窓があり、やさしい光と可愛い小物類...。

そして専用の小さな庭付きで、かわいい花と緑の木々...。
木のベンチまでありました。
お部屋の出窓からは、白い窓枠を通して絵のような庭が眺められます。
今でも思い出すとテンションが上がります。



外庭には芝生にベンチ。バレン高原が望めます。

お風呂の浴槽は大きく、シャワーヘットはゴールド色で、クラシックな電話機の形をしています。
アメニティーグッズもステキでした。

ただしお湯は、一人分しか出なくて、だんだん冷たくなったそうですが、やっぱりね...。

ホテルに着いて、夕食までまだ時間があり、明日に行く予定だった
モハーの断崖へ行く事になりました。



モハーの断崖に到着すると、思った以上に観光化されていて、ちょっとがっかりしました。  でも、迫力満点

盛りだくさんの22日はこれで終わります。明日はキラーニに向かいます。
そして、思わぬアクシデントが、待っていました。

ニコッとタウンのじゅうにんです。