最近多い化粧品の主剤に採用されるプロパンジオール
何度か記事にしてきている疑問の成分。プロパンジオールのカテゴリを作る事にしました。
プロパンジオールって?天然100%PR。シャンプーの主剤に配合 2016年11月21日記事
つまり
化粧品名=プロパンジオール
化学の慣用名=1,3-プロパンジオール=トリメチレングリコール
が上記からわかります。
化粧品の成分として化粧品取り扱いメーカー等では多くトウモロコシを発酵させた天然100%の2価アルコール・・・・。等の紹介。
そして化粧品解析サイトでも天然と認識しているところもあるようです。
毒性無しと言う事ですが・・・・・。
消防法ではPGと同様に危険物第4類の取り扱いがある危険性分
指定成分のPGの兄弟。
PGよりは少し優しいよ・・・・。
って感じでは?
そもそも天然の発酵アルコールに2価アルコールってあるのかしら?
下記は天然100%化粧品?
そのシリーズのお約束。
ミルクタイプの化粧品の全成分が下記
エキス抽出媒体にBGを使わないと言いながら、成分表示にはBG。
天然由来合成界面活性剤もちらほら。
そして主剤がプロパンジオール
水と主剤が化粧品成分の95%前後を占めている。
プロパンジオールは天然なのでしょうか?
化粧品取り扱いメーカーやコスメサイトは信頼ならないので、2価アルコールで調べてみました。
専門家の認識が上記。
化粧品名=プロパンジオール
因みにコスメサイトでは以前は工業系のプロパンジオールが主流だったが、
今は天然100%のプロパンジオールしか存在しないとの事?
もし天然から同じ化学式の成分を安全なものとして作れたら素晴らしい事だと思います。
でも名前は変えると思いますよ。
ヤシ油を発酵して得られるならヤシ油発酵液とかね。
因みにコメを発酵して得られるアルコール・その他も天然素材を有効に使った発酵液は年々増えているのは事実です。
名前が一緒で急に天然成分??
ありえないと思います。
因みに酸化防止剤に多く使われているトコフェロール。医薬部外品化粧品成分リストでも、石油合成のものと天然合成のものを分ける別名があるのです。
トコフェロール=酢酸トコフェロール=酢酸dl-α-トコフェロール=ビタミンE酢酸エステル=トコフェロール酢酸エステルネガティブリスト = 石油合成=ネガティブリストの配合制限があるトコフェロール
トコフェロール=d -δ-トコフェロール=ビタミンE = 天然合成=配合制限なし
PG=プロピレングリコールの発がん性が問われ悪名が上がってしまったので,
兄弟的な存在の1-3プロパンジオール=トリメチレングリコール、を苦肉の策として表に出している。
化粧品名として1-3を取ってプロパンジオールとして表に出るようになった。
が真実だと思います。違いますか?
化粧品業界メーカーに都合よく事実を捻じ曲げ、コマーシャルしたり、販売者に間違った教育をする事を辞めてもらいたいものです。
プロパンジオールを溶剤としたコスメ等は敏感肌さんには向かないと思います😊
By さえぽん
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