今年の十五夜(中秋の名月)は、10月1日。
十五夜には、月見団子にすすきに秋の野菜などをお供えしますよね。
子どもの保育園では、今日、一足早くお月見の会が行われました。
お月見の会で、「どうしてすすきを飾るのか」という話があったようです。
すすきはその姿から、秋の稲穂を連想させますね。
穂の出たすすきを稲穂に見立てて飾ったと言われています。
また、すすきは茎が中空(内部が空洞)になっているため、神様の宿り場になると古くから信じられていたため、神様の依り代と考えられていました。
さらに、すすきの鋭い切り口は、魔よけになるとも考えられていました。
そのため、お月見のすすきには、悪霊や災いなどから収穫物を守り、翌年の豊作を願う意味が込められているのです。
今年の十五夜は、空が晴れ渡るといいなと思います。
空の月を見上げて、秋の月夜の美しさを感じてみるのもいいですね。