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2009-02-26 06:11:47 | 日々の出来事
いろいろと書いていたら、今頃になってしまいましたが、、、

『おくりびと』がアカデミー賞で受賞されましたね。
翌日は朝からテレビでそのことばかりでした。

僕は、映画をまだ観たことがないのですが、テレビでところどころではありますが映像が流れていました。

その中で、僕が一番気になったのは本木さんが亡くなった方の額の産毛を剃るシーンです。

僕は、理容・美容両方の免許を持っているのですが、理容免許を持っている為にお顔剃りも出来ます。

昨年だったか、一昨年だったか忘れましたが、仕事中お客様にこんなことを言われました。

「君は死んだ人の顔を剃ったことある?」

突然の質問でした。

もちろん

「ありません」

と答えました。

今まで親族を含め、何度かその場に立ち会ったことはありますが、顔を剃るという光景を見たことがありませんでした。
その為、死んだ方のお顔を剃るという概念はありませんでした。

もしかしたら看護士の方が剃ってくださったのかもしれませんが・・・

この映画のワンシーンを観ていてその時の記憶が甦ってきました。


また、受賞後のインタビューで本木さんが

「人は産まれてくるときも死んだときも人の世話になっている」

というようなことを言っていました。
正確な言い回しは忘れてしまいましたが、、、

それを聞いて深いな~と思ったと同時に、僕はこれからどんな人生を送るのだろう?また、どんな死に方をするのだろう?人にどんなことをしてあげられるのだろう?と、いろいろと考えさせられました。


是非とも『おくりびと』を観てみたいと思います。

どんな人生観が生まれてくるのでしょうか。。。


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