先日、八王子にある大学セミナーハウスに行ってきました。
京王線に乗って、北野という駅で下車。
野猿峠の丘陵地に大学セミナーハウスはあります。
大学セミナーハウス本館(1965年)は、吉阪隆正設計の建築です。
現在、施設としては古くなっていて、吉阪研出身である私の学校の先生が
大学セミナーハウスのメンテナンスに参加されてる縁で、
私たちは見学に行くことができました。
コンクリートの質感が、年月を経て、とてもいい味を出しています。
本館
ディテールは、コルビュジェの影響を受けている印象がありました。
机、椅子、ランプ、手すり、ドアノブなど、どれも工夫が施されています。
施設内の手すりは、どれも形が違うそうです。
見ていてとてもおもしろい
近代建築っていいなぁとつくづく思いました。
問題点としては、老朽化と、時代にそぐわないものがいくつかあること、
また、蛍光灯をそのまま吊るしている等、照明にこだわりがないというところです。
設備が一番気になります。何でもむきだしなんですよね。
今回は本館だけなので、これくらいで。
その他も魅力的な建築がたくさんあります。