山のたまり場 サローネ・デル・モンテ

作手高原に、自転車とハーブと喫茶のある、おしゃれなナチュラル・ショップがあります。初心者・家族・女性にやさしいお店♪

サローネ・デル・モンテから、大事なお知らせとお願い

2012年09月10日 | 営業時間/アクセス
サローネ・デル・モンテから、営業形態の変更と定休日変更のお知らせ

作手高原のプロショップ「サローネ・デル・モンテ」は、11坪の小屋から
始まり、17年にわたって、皆さまのご愛顧をいただいてまいりました。
ほんとうにありがとうございます。
諸般の事情から、今回やむなく、下記の通り営業の形態と営業日を変更さ
せていただきます。

営業日を、毎週土曜日、日曜日、祝日、
とさせていただき、
原則として平日はクローズといたします。



ただし、事前に日時のお約束をいただければ、バイクのことなど取り扱い
商品についてのご相談、あるいは修理やメンテナンスなどの対応は可能で
す。ご安心ください。
また、メールや電話での対応も、従来どおりに対応するようにいたします。
遠慮なくお尋ねくださいますよう、ご案内いたします。
 

当店は、大市場の都市部からは遠く立地しており、当初から単一店舗での経
営は厳しいものがありました。多くの「作手MTB」のメンバーをはじめとす
るMTBファンのみなさまに支えられて、今日まで営業を継続できたことを、
心から感謝するとともに、これからのいっそうの精進をお約束したいと思い
ます。
開店当初から、山仕事などの百姓仕事に精出したり、輸入代理店業務などで、
店を支えてまいりましたが、今なお経営改善に至らないどころか、さらに厳
しい状況
に立ち至ったことを、ご理解いただきたいと存じます。


私たちは、1997年(16年前)に、マウンテンバイクという言葉さえ知られてい
ない過疎の村「作手村」へ移住し、MTB振興活動をスタートしました。
みなさんのご賛同とご協力のおかげで、「つくでMTB」は、今なお活発に
活動を維持しており、全国的にも知られる存在になりました。
旧作手村以来の「つくでMTB」の真摯な活動の積み重ねがあればこそ、自由
に、村内のフィールドを走ることが保証されている、数少ない事例となって
いることは、みなさんがよくご存知のとおりです。
これからも、今までと同じように、この美しく楽しい作手高原で、楽しい仲
間たちとMTBを楽しみ、バイクライフを満喫するためには「つくでMTB」の
活動があればこそだと思います。



「つくでMTB」の活動を支える 作手唯一のショップ、サローネ・デル・モ
ンテが瀕死の状態では、「つくでMTB」の存在も危うくなります。
どうかみなさん、サローネ・デル・モンテが、つくでMTBの支柱として存在
し続けるために、私たちは努力を惜しまない覚悟でいますから、なんなりと
ご意見、ご提案をいただきたいと思います。
少なくとも、つくでMTBが存続できるだけの、最低限の経営状態を維持した
いと願っています。



近年、激安通販が世界的に拡大し、実に多くのプロショップや輸入代理店、
メーカの存立までも脅かしています。
プロショップで相談したりサイズ合わせをした後で、ネットで購入する・・
さらに、ネットで購入した商品をプロショップに持ち込んで調整や組み立て
をしてもらう・・・というのが、まるで当たり前のようになっています。

このような消費スタイルは、世の中から、良心的なプロショップや輸入代理
店、メーカーを消滅させつつあります。
実際に、ここ数年の間に次々と、多くのプロショップや小さなメーカーが消
えていきました。



私たちは、日本でも、自転車が文化になる日を夢見て来ました。
確かな「ものづくり」と、プロショップの存在無くして、バイクのある暮ら
しが、日本人の私たちのライフスタイルになる日は、来ません。
自動車もモーターバイクも、日本では文化になる前に、大企業の経済追求の
対象になり、ただの「商品」になりました。
私たちは、ただの消費者として、選択するだけの存在です。
マウンテンバイクが同じ運命を辿ろうとしていることに、私たちは大きな
危機感を感じています。

みなさん、町工場やちいさな「ものづくり」や、プロショップを応援してく
ださい。
自転車好きが集まり、語り合うショップや、真の自転車好きが作るメーカー
を、応援してください!

店主敬白

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2012 夏のつくでMTBカップ

2012年09月10日 | イベントレポート(動画編)
2012 夏のつくでMTBカップ


2時間耐久のスタート

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