四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

イタリア鉄道旅行③ヴェローナ

2016-07-22 | 旅行(*海外)

教室の授業が始まりましたので、このあと、着物の話題と旅の話題が順不同に混在することになると思います
左の枠、カレンダー下に並んでいる《記事カテゴリ》の中から、希望のカテゴリを選んでご覧頂けると幸いです<(_ _)>

それにしても、ヨーロッパの夏時間は都市によって少しずつ違いますが・・この時期「日の出:05:30/日の入 : 21:15」ペース

欲張りで体力もある私たちのようなタイプは、夏の陽射しの下を連日軽く20,000歩超えで歩き回ってしまうことになりますrunrun
覚悟して下さい(^o^)丿

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さて、7/3(日)
Venezia S.Lusia → Verona Porta Nuova/13:20発/Frecciabianca に乗車

 

 


TRENITARIAのサイトから取得したeチケットの座席は9号車だったのですが、なぜかこの列車・・8号車までの編成しかありません
(◔_◔)?と思いながら、8号車の適当な席に座ることにしました

後ほど車掌さんが回って来てたので質問したら、うんうんと頷きながら、席を案内してくれました
どうやら私がネット予約した際には9両編成を予定していたのが、その後客数を見込み直し8両編成に修正した模様

他にも私たちと同じような乗客がいて、手書きのメモを見ながら車掌さんが忙しそうに該当乗客の座席変更をして回っていました
お疲れさま(^o^)丿


ヴェローナの駅に着きました


駅前からアパート(ホテル)があるカステルヴェッキオの近くまで行くバスは、21・22・23・24番線なのは調べてありましたが、バスを待つのも面倒だし、15分位なので歩くことにrunrun


新市街を抜けてヌオーヴァ門をくぐりスタスタ歩き続けます
そうです!今回のヴェローナ滞在の第一の目的は、夏の間だけ開催されるアレーナでのオペラ
そしてこの時期は、欧米からたくさんの観光客がこれを目当てにヴェローナを訪れることを聞いていました

21:00に開演するオペラの終演は深夜にまで及び、帰りの足には電車はありません
オペラが観たい人は、アレーナから徒歩圏の宿泊施設を早々に予約するか、タクシーを手配 or バスチャーターのツアーで申し込むしかないのです
なので私も、開演スケジュールと演目が公式HPに発表された今年の2月には、徒歩圏のアパートを予約していました

それでも今回の旅行の中で、唯一予算オーバーした宿泊料金はここヴェローナだけです(121€/一室)
宿泊施設側もこの時期は、強気の料金設定をするのです


アパートに着いて鍵の受け渡しと説明を受けたら、シャワーを浴びてクーラーをがんがんにかけてクールダウン
こざっぱりとして疲れがとれたところで街歩きに出かけますrunrun

オペラの会場になるアレーナ前のブラ広場には、オペラの舞台セットが並んでしました
本日の「アイーダ」に使うセットではなさそうです

 

 

 


5年前にツアーで訪れた時は、私もジュリェットの胸は触りましたが(祈願成就になるらしい)この町をぐるりと取り囲むように美しいアディジェ川が流れていることなど全く知りませんでした
ピエトラ橋を渡りながら、川とは思えないような激しい流れに目を奪われます


旧市街のはずれ、川を渡った小高い丘にあるテアトロ・ロマーノ(古代ローマ劇場)を目指します
ここでも夏の間は何かしら開催されるようで、この時も舞台セット作業が進んでいました


階段は欧米人の足の長さに合わせてあるのか?短足の私には段差が厳しく息が切れます。。
ヨロヨロの私を、後ろから息子が余裕かましてゲラゲラ笑います
ぐやじぃ。。(>_<)。。
私だって若いころぁあ~そりゃぁあもぉ~(←巻き舌)(`-´メ)


それでも頑張って上まで登ると、眼下にはアディジョ川に囲まれた美しいヴェローナの町が広がっていました
本当に素晴らしい景色\(^o^)/


少しずつ夕暮れ時が迫りつつあるこの町はまたとても素敵でした

 


「そういえば、アパートにチェックインした時もらったウェルカムドリンク券があったんだったあ~」と、それを提供してくれる別ホテルを住所を頼りに探し歩いてやっと辿り着くことができました(^-^;)
とても感じのいいホテルで、屋上のテラスに案内して下さり、そこからは今夜オペラを鑑賞予定のアレーナも見える見晴らしの良さ☆


たいして期待はしていなかったウェルカムドリンクは、なんと好きな飲み物を選べた上におつまみ(ナッツとオリーブ)付き☆bikkuri
乾ききった喉と疲れた体に、ビールとオリーブの塩気がジュワッと沁み渡るようで感激しました


もう一度アパートに戻って、シャワー&休憩してから、オペラに出かけることにします^ ^

 


公式HPから購入した『アイーダ』のチケットは一番安い自由席(*^^*)
私のが22ユーロ、息子のはunder30料金の19ユーロで取れました!


日が少しずつ暮れていきます
オーケストラがスタンバイし、いい席のお客様方も少しずつ揃った頃、おごそかな雰囲気の中に始まりました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


余韻たっぷりに終演です

 


アパートの前にあるカステルヴェッキオの時計台の針は、深夜1時を回っていました

この日一日に食べた物は、thelloで食べた朝食とヴェネツィアサンタルチア駅前のお店で食べたピザ、そしてウェルカムドリンクについていたナッツとオリーブだけだったことになります
それでもなんだかとても満たされた気持ち・・

部屋に戻るとベッドに倒れ込むようにして眠りに落ちました (o◠ˆ◠✿) zzz


■『イタリア鉄道旅行④ドロミテ地方』に続きます animal2flag7



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