四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

奥会津・只見線 again 🚞④霧幻峡で過ごした6時間🚤 〜 帰途へ

2024-11-18 | 旅行(*国内)

最終日、三日目の朝も 6時に起きて♨️ 
宿から徒歩10分の第二只見川橋梁への撮影散歩で1日がスタート。
7:36 頃渡る上り列車と、7:38頃渡る下り列車を撮りに行きます。

前日とは夫と撮影場所をチェンジしました。(私が遠景・夫が踏切から近景)^^
この日は、朝9時過ぎ頃から青空が広がりましたが、この時間帯は曇り。
列車の写真は、前日とかぶるので少しだけにしたいと思います。(動画は後日⑤で)

*上り列車


*下り列車


宿に戻って朝ご飯を食べたらチェックアウトします。
初日に写真をアップしていませんでしたが、こんなお部屋でした!

 

食事もお酒も美味しくて大満足、♨️ も気持ちのいい宿でした。
お世話になりありがとうございました。

会津宮下駅 9:15 の只見線(下り)に乗って一駅、早戸駅に向かいます!🚞
最終日は、霧幻峡(早戸)で6時間過ごす予定。(^^)/

 

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早戸駅到着!(9:24)



乗ってきた下り列車を見送って・・





わあ・・と声が出てしまうのは
駅のホームの真ん前に、こんな霧幻峡が広がっていたからでした!!
ホームには、私たち夫婦以外にもう一人カメラを持った男の人がいるだけ・・







 

 

 

霧幻峡に朝日が差し込み、息を呑む美しさでした・・
ホームにぽつんと一つ待合室があるだけの早戸駅。
立ち去りがたくて、眺めたり写真を撮ったりしながら目に焼き付けます。
気がついたら、列車を降りて1時間ぐらいホームでこんなことをしていました。



13:00 〜 14:30 (渡し舟:散策付きコース)の予約をしてあります。
それまでの時間は、歩いて15分位のところにある「つるの湯」で過ごすことにします。

トンネル内の歩道を歩いて行きます・・
トンネルを抜けると、先に見えてくる看板から右へ、急な坂道を降りていくと到着。

 

ここで2時間過ごします。
予め、スーツケース(1個)を預かって頂けるか?電話でお聞きしたところ、つるの湯(&お食事処 つるや)にいる間は番台で預かっていただけるそうです。

♨️ は、3時間600円。自動販売機で券を購入して番台で時間を刻印してもらいます。

目の前には只見川の渓谷「霧幻峡」。
内風呂も、こじんまりした露天風呂も気持ちよく、私は休憩を挟んで二回入りました。
「傷ついた鶴が1羽、ここから湧き出る温泉で足を浸して飛んでいった・・」
といういわれのある、1,200年の歴史がある名湯。

「お風呂での写真撮影は禁止」と明記されているので、お風呂の写真はありません。
景色を見ながらゆったりお湯に浸かっていました。

無料の休憩室が1階と2階にあり、こちらは2階の休憩室
広々としていて、座布団を並べて昼寝をされている方も何人かいらっしゃいました。



自販機で飲み物が売っているので、夫はさっそくビールを(私も)。



休憩しながら ♨️ に出たり入ったりした後、別棟の「つるや」でお昼を食べました。
夫はソースカツ丼、私はラーメン。



 

お腹がいっぱいになったところで、さて、早戸駅・霧幻峡の方に戻ります。
早戸駅ホームからの眺めが最高なので、まずはそっちに。

朝日に輝いていた黄金色の景色は、銀色に変わっていました。
やはり、時間帯によって日差しで色彩が変わるのですね・・

 



ホームで霧幻峡を眺めていると、会津若松行きの上り列車(12:48)。
この列車を見送ってから↓ ↓ 渡し舟乗り場に向かいました。





駅ホームから歩いて5分の舟着場へ。
13:00 〜 14:30 (渡し舟:散策付きコース)スタート!!



5月に友人たちと乗った時は、小鳥がさえずる緑に包まれていました。
季節を変えて乗舟したのもよかったです。
今回は散策付き(1時間半)のコースにしたのも楽しみです。
昔、三更(みふけ)集落があった対岸に渡ってみたかったのです。
船頭さんの説明を聞きながら、舟は静かに進みました。

 

三更集落のあった対岸に着岸し、船頭さんと一緒に散策スタート。

 

  

秘境といえるこの美しい渓谷には、かつての住人の方々の苦しみも一緒に眠っているのです。
雨の日も、雪の日も、台風の日も、生活上の交通手段だった渡し舟は、
「霧幻峡プロジェクト(4月中旬〜11月下旬)」として2010年から運行を復活しています。

当時の集落は一軒だけ古民家「霧幻庵」として残っており、現在は個人の方が別荘として手を入れながら使用されています。
雪国仕様の曲がり屋で 豪雪時にも出入りできるように2階にも入り口が。

 

趣き深い、霧幻地蔵さま。↓ 
昭和39年の土砂崩落でも崩れた土砂がお地蔵様の前で止まり、住民の命を救ってくれました。
今でも地域の守り神。
かつての住人の方々が、年に一回はちゃんちゃんこを新しいものに着せ替えているとか。


来た道を下りて行き、三更の舟着場から再び乗舟・・🚤

 

 

早戸の舟着場に着きました!船頭さんの詳しい説明もとても良かったです。

早戸駅のホームに戻り、14:39 の下り列車(小出行き)を見送って、またつるの湯で寛ぐ計画でしたが
この下り列車が10分ほど遅延して到着したので、つるの湯には行かず、
15:53 の上り列車(会津若松)まで、余韻に浸りながら(お菓子など食べながら)ホームの待合小屋で過ごすことに。
この間、バスツアーの方々のバスが何台か到着し、乗舟されていました。

*遅れて14:50頃やってきた下り列車


*15:53 上り列車がやってきました!この列車で、終点会津若松に向かいます。
  いよいよ、帰途につきます。

早戸駅を出た列車 トンネルを抜けると第三只見川橋梁を渡ります。

 

第一只見川橋梁を通過中(16:10頃) すでに日暮れ前・・
遠く中央山の上に見える鉄塔が、第一只見橋梁の展望台がある方角。(みしま宿)
前日はあの高い頂から見ていたことになります。



ワンマンカーだったこの列車に、途中から車掌さんが乗ってこられて運賃を車内精算。
早戸 → 会津若松 は 990円 / 人。(2人分:1,980円)↓



塔寺駅を過ぎて会津坂下駅手前の間の車窓が夕焼けでした。通学の学生さんたちがたくさん乗ってきました。(16:43頃)



会津若松駅には定刻(17:24)に到着。
この後私達は、磐越西線に約1時間乗って郡山駅へ。
郡山駅からは、やまびこ220号(20:06発)で東京に戻ります。



郡山駅で1時間半の余裕をとっていたのは、ここで何か食べるか?駅弁やお酒を買うため。
改札前の駅弁売り場やコンビニでは、この時間全て駅弁は完売。orz ..
駅ビル内の成城石井で、笹寿司やおにぎりやつまみの「数の子チーズ」などを買い込み(割引シールが貼られ始めているのもありラッキーでした!(^^)v)
駅ビル内の酒屋で日本酒「ロ万」とビールもを購入。
改札をくぐったあとのコンビニで、少しだけ駅弁が売っていたので(米沢のお弁当ですが)「米沢牛すきやきと鮭はらこめし」を購入。
・・で、新幹線に乗り込んでから晩酌・晩ご飯。^^ 🍶 🍶 🍱 

 

 

 

東京駅着(21:44)
無事に旅を終えました!!

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乗り鉄で見た車窓、そこをまた撮り鉄で撮る。
撮り鉄で撮った橋、そこをまた乗り鉄で通る。
昨日見下ろした風景を車内から見上げる。
友人たちと共有した景色を季節を変えて味わう。

・・どれも満喫してきました。

予報ではかんばしくなかった天気も、ふたを開けてみると晴天続き。
この時期にしては暖かかったのにも助けられました。

地元の方達は只見線沿線を盛り上げようと一生懸命、私達にとても親身になってくださいました。
おかげで充実した只見線の旅になったのだと思います。
お世話になり、本当にありがとうございました。

■『奥会津・只見線 again 🚞⑤動画篇』は、
他の記事をいくつか挟んだ後、一週間後位?のアップになると思います。 (。。 )

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