金刀比羅さんから松山へ向けて、レンタカー移動。🚘
内心ちょっとわくわくしていたのは、ついこのGWに最終回が放送された、NHK BS プレミアムのドラマ『グレースの履歴』を思い出していたから。
松山もロケ地の一つでしたね。
妻が遺したカーナビの履歴を辿る車旅で、
登場人物たちの深い思いを後から知っていくわけで、大人ならではの味わい深いドラマ。
なんだか人生を、一筆書きで通り過ぎてしまうと人生の機微に気づかないまま終わってしまう。
言葉にしないことや表情の裏に隠されたことの方がはるかに多いのでしょうか。
繰り返しができない人生だからこそ、また辿ってみたい軌跡がありますよね。
いつも余韻は優しさと思いやり、叶わない寂しさや悲しみだったり。
そんな気持ちを大切にしながら生きていかなくては・・と思ったドラマでした。
それにしても、人間の記憶より遥かに正確なカーナビの履歴。
偶然とか運命とかではなく、その場所に確実に導くための意志を宿していたことは驚きでした。
彼女は愛車に託したのですね。
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さて今回の旅行、
あちこちのシーンですぐ「みんなで写真撮ろう!」ってことになり、写真は全部おもしろおかしいものばかり。このブログにアップできる写真は人物無しのまじめなものだけです。^^;
やっぱりオリジナルの思い出は、こっそり心にしまうしかありません。^^
■道後温泉
↑上は、公式サイト。
3000年の歴史がある本館の保存修理工事は、2019/1/15から始まっており、2024/12月末に完了予定。
国の重要文化財でもあるここの修理総工費は26億円だそう。
本館は修理と同時進行で営業中。現在 ↓シートが被っていて本来の姿は一部しか見られない状況です。
シートのデザインはモダンアートで個人的にはちょっと違和感がありましたが、道後温泉の伝説に伝わるシンボルの白鷺も描かれてありました。
このアートの説明はこちら。↓
本館の♨️には、夕飯前にみんなで行ってきました。
写真撮影できた箇所だけちょっとご紹介。↓↓
こちらは ↓ 翌朝入りに行った「別館 飛鳥乃湯泉」。浴室壁面タイルは砥部焼で、ちょうど行った入浴時間にはプロジェクションマッピングが投影されていました。
屋根の上にはこちらにも白鷺。
夕方の温泉の後は、地ビールを立ち飲みで乾杯☆
ホテルの浴衣で外を歩き回り、夕飯は海鮮料理に鯛めし(飲み放題付き)。
さらに「最後の夜だね〜」と二次会へ繰り出し・・
道後温泉の夜もディープに更けていきましたぁ〜!
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一夜明けて、日曜日の朝。
午後から乗車予定の列車「伊予灘ものがたり」の時間まで、松山市内観光。
レンタカーは土曜日の夕方に返却していたので、
道後温泉駅から松山駅までは路面電車で。砥部焼電車が素敵♪
荷物は松山駅のコインロッカーに入れて活動スタート。
■松山城
楽ちんに、上りも下りもリフトを使いました。
リフト沿いには紫陽花や桜。桜は青葉で紫陽花にはもう少しの季節でしたが
オープンエアのリフトのすぐ横が並木なので、すごく気持ちいいと思います。
江戸時代に建造された天守閣を有し、戦争や火災で消失した櫓も総木造で再建され、往時のままの姿を残す松山城。落ち着いた風格があり堂々としていました。
勝山山頂にそびえる天守閣には気持ちのいい風が吹き抜けて、眺めも素晴らしかったです。
松山や 秋より高き 天守閣 〜 子規
■坂の上の雲ミュージアム
撮影禁止の展示が多かったので、外観だけアップしますね。
家にも夫と息子たちが読んでいた文庫本「坂の上の雲」があったので、踏破してからこの旅行に参加しようと思っていたのに、老眼ゆえ夜の読書に挫折。。
友人の一人も「ドラマを探して見ようかな。」と言っていました。私もそうしよう♪♪
この後「秋山兄弟生誕地」を見学し、再び松山駅に向かいました。(^^)/
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次回は最終回
■『四国旅行(香川・愛媛)④伊予灘ものがたり』です!
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