先ほど、都知事選挙の投票を済ませて帰ってきたところです
旅行の日程に重なっていた前回の参議院選挙の時は期日前投票しました
有権者の年齢が18歳以上になってまだ新しいですが、今日は近所の投票所で若者の姿を見かけてうれしくなりました
若者が政治や経済のことにも関心を持ち考える社会が育つといいな、と思います
さて、ミラノ二日目(7/7・木)
時刻表でミラノから方面へ日帰り可能な旅を調べ始めた時、当初二つのプランを思いつきました
① Milano~Visp(Brig)~Zermatt ~ゴルナグラート登山鉄道~マッターホルンを見ながらハイキング
② Milano~Tirano~レーティッシュ鉄道ベルニナ線乗車~途中下車してハイキングorコルヴァッチ展望台
どちらもそれぞれに行ってみたい理由がありましたが、最終的に②プランに決定☆
昨年5月に夫と乗車したベルニア線沿線の景色は忘れられないものになっていた、ということもあります
■『ヨーロッパ鉄道旅行⑦ツェルマット→サンモリッツ→ティラーノ』(2015/5/18)
■『ヨーロッパ鉄道旅行⑧ティラーノ→サンモリッツ→クール→チューリッヒ』(2015/5/20)
そしてベルニナ線は「列車に乗ること自体がまさしく観光!」とこれまで私がどこよりも思った路線です
息子にも是非見せたかったし、私自身、あの路線にどんなイタリアの車窓が続くのか?にも興味がありました
さらに調べているうちに、夏季限定(7月・8月)の一部のダイヤで《Open panoramic cars(トロッコ列車)》が
Tirano ⇄ Pontresina 間で運行することを知り、ならば絶対に乗りたい!!と思ったのです\(^o^)/
https://www.rhb.ch/en/world-of-railway-experiences/railway-experiences/offene-aussichtswagen
このトロッコ車両は2等車扱いで、ベルニナ特急ではなく普通列車に連結されます
*運賃はTirano ⇄ Pontresina 往復一人56CHF
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早朝のミラノ駅
6:20発に乗れば、08:50にティラーノに着きます
余裕でトロッコ列車を接続したレーティッシュ鉄道の切符を買えそうです
ところがウキウキしすぎていたのか?早朝で脳が目覚めきっていなかったのか?
私達は切符の刻印をしないまま乗車してしまっていたことに全く気が回っていませんでした...
鉄道パスとeチケットには刻印が要りませんが、窓口や自販機で購入した切符には刻印が義務づけられています
本当にうっかりしていました...
始発駅ミラノを出てすぐに車両を回って来た車掌が、私達の切符を見るなり、裏面の注意書き(伊語)に大きく丸をつけて、31.40€(二人分)を要求@@
額面一人11.50€の切符にに対しての罰金です。。。。
全く有無を言わせない態度&無言!!
刻印を失念していた私達の過ちではありますが、ぐやじぃ~ったらありません。。(((((>_<)))))
悪魔に見えましたあ~~(→冷徹な顔をしたあの車掌め~(`-´メ))
すっかり意気消沈してしまいましたが、コモ湖の横を走り続ける車窓になんとか慰めてもらうことに...
懐かしいティラーノ駅に到着
こちらはTRENITALIAの駅
駅前広場も昨年お世話になったホテルも懐かしかったです
TRENITALIAの駅の斜め向かいには、レーティッシュ鉄道(RhB)の駅
ホーム横には、かつてこの地で活躍していたらしいSLが鎮座していました
トロッコ車両が2つあったので、どこに並んだらいいのか駅員さんに聞いたところ「接続されるのは1車両だけだからここで待っていたらいいよ(^-^)と教えてくれました
念願のベルニナトロッコ車両..o(^-^)o
Open air の2時間、アルプスの空気そのまんま、もうそれはそれはめくるめく感動の連続・・
写真でご覧下さい
オスピチオベルニナからのハイキングは本当に気持ち良さそう!
私も「ベルニナ 三たび」があれば迷わずここを歩く!と思います
昨年5月には雪に覆われていたか雪溶けが始まったばかりだった景色が、すっかり初夏にかわっています
アルプスの空気を胸いっぱい吸いながらシャッターを押し続け、ただただ感激していました!
ポントレジーナに到着
息子と相談して今回は、コルヴァッチ展望台までロープウェイで上ったあとムルテールまで下りて、スールレイ峠へ歩いてみようか?ということになっていました
エンガディンバス→ロープウェイと乗継いで、コルヴァッチ展望台(標高3,303m)に到着
エンガディン地方で一番高い所にある展望台です
さっきベルニナ線から眺めていたベルニナアルプスの山々を間近に臨み、エンガディンの谷を見下ろし、湖の色を確かめながら言葉を失うようでした
コルヴァッチからスールレイまでの中間地点ムルテールまでロープウェイに乗り、スールレイ峠までトレッキング
しかし、甘かった、、、、、
息子の靴はトレッキングシューズですが、私の靴はゴムの平底で街歩き用
つるつる滑って、岩をつかみません。。
雪が残る道、岩だらけの道、急な斜面・・途中まで頑張りましたが私は20分位でリタイヤ
息子だけ先まで行ってきてもらい、途中の岩の上で景色を眺めながら待っていることにしました
今度いつかまたスイスに来ることがあったら、絶対トレッキングシューズ!
そしてこのエンガディン地方に2~3泊し、ハイキング三昧したいです
頭の上を通るロープウェイ
アルプスに咲く花々
きっと酸素が薄いのだと思います
急な斜面とはいえ ... はぁはぁ息が切れて苦しいです....
ムルテールまで戻ってロープェイでスールレイへ
そしてまたエンガディンバスでポントレジーナに戻ります
バスの車内で隣に座った、サンフランシスコ在住のマダムと仲良くなりました(*^-^*)
このマダムも旅好きで、なんとカメラが全く同じ物でしたヽ(゚o゚;)ノ
お互いにびっくり..@@
私が見ていた自作の旅ノートを見て絶賛して下さり「友達にも見せなきゃ」とカメラでパシャパシャ♪
自己紹介しながら下さった名刺を見ると・・
名前のところには " The Adventure Queen "
そして " Life is either a daring adventure or nothing "
とありました(^。^)
” Are you a Adventure Queen?
So.. I am a Adventure Princess!”
” Really? We are The Adventure Queen & Princess ?! "
” Sure♪(b^ー゚)★”
二人で意気投合、抱き合ってゲラゲラ笑い合い、旅の話をし、連絡先を交換しました(^。^)
マダムはャ塔gレジーナに連泊されるそうです
そして息子と私は、ポントレジーナ→ティラーノ(^-^
丁度いいタイミングで、17:04発のトロッコ車両♪
日は傾き、斜めから当たる日差しで、湖がきらきらと輝いていたのが印象的でした
途中、息子が「ちょっとカメラ貸して!」とニヤニヤ笑いながら言うので、母を美しく撮ってくれるのかと思ったら・・これ.. (~_~メ)
「赤いフードが揃ったのが可笑しかった(^。^)」らしい ...
しかも、美形の外国人の中で私だけが.. だるまみたい(^。^)だそうです(;一_一) た.. たしかに.. orz..
それでも、トロッコ列車の影法師は平等(^^)v
素敵な思い出をたくさん乗せて、ベルニナトロッコはティラーノに到着
TRENITARIA 19:10発ミラノ行きに乗換えて一息
もちろん、刻印は忘れていません(*^=f)b
列車は45分遅れでミラノ駅に到着
駅のピザスタンドが店じまい中なのを、慌てて引き止めてテイクアウト2切れをホテルの部屋に持ち帰って食べました!
バタンキュ~ (o◠ˆ◠) zzz
■『イタリア鉄道旅行⑧チンクエテッレとポルトヴェーネレ』に続きます /
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