読み聞かせ

今日は６年生に「綱渡りの男」という絵本を読んだ。
毎年、６年生の最後の読み聞かせの時は必ずこの本を読んでいる。

９．１１でなくなってしまったニューヨークのツインタワーの屋上の間を実際に綱渡りした人の話。
読み終えた後、これは本当にあった話ですが、今はこの二つのビルは、テロで飛行機に突っ込まれてなくなってしまいました、と簡単に説明しておく。

６年生ならテロと言ってもなんとなくわかるのかな～、どうかなぁ。
あの９．１１の出来事って、今の６年生たちが生まれる前の話になってしまったのね。
あっという間だな、今も生生しくあの時の映像が頭に残ってるけど。
３．１１と同じく、忘れちゃいけないことだと思う。

いつもは楽しい話の絵本ばかり読んでるけど、最後はあえて本当にあったことのお話。
まぁでも絵本自体には全然テロのことは関係なくて、ドキドキわくわくする内容になっててとてもいい本です。
今ではもう見られないツインタワーで、地上４００ｍもの上で、４０年前にそんなことした人がいたのよ、と知っておいてもらえたらなぁ、と。

あー、６年生のクラスでの読み聞かせ、今年度はあと１回。今日とは別のクラスで。
もうすぐ卒業かぁ、着々と大人になっていくんだね・・（しみじみ）。
どうか、人を傷つけない人になってほしい、そして自分のことも傷つけない人になってほしい。