「アヤシイ者です」

所用で連絡を取りたい後輩がいまして。
が、現住所や連絡先がわからず、実家のほうに電話をして、決してアヤシイ者ではありませんよ～という丁寧な応対をして、電話番号を教えてもらった。

彼女に最後に会ったのは６年前くらい。
それっきり、音信不通となり、ほかの仲間に聞いても誰も連絡先を知らなかったのである。
引っ越したらしく、こっちも引っ越したので全然わからなくなっていた。
ああ、実家の電話番号の記録があってよかったよかった。

で、電話をした。
とっても久しぶりなので、わかってもらえるかどうかちょっと不安。
彼女「もしもし」
おら「あのー、○○さんですか？」
彼女「はいそうです」
おら「えーっとアヤシイ者ですが・・」
彼女「ぷぷ、さんご先輩ですね」
あーばれたかぁぁぁぁ

すぐおいらとバレてしまった。
「アヤシイ者です」と名乗って「さんご先輩」とすぐわかってしまうって、
どうよ。
ふざけて言ったつもりだったんだけど・・
やっぱり学生時代からアヤシイ者という蓄積がされてきてるわけだろうか。
ふふんふふん。なんだか複雑。

ともかく、彼女と連絡がとれてよかったよ。

おら「引越してから誰にも連絡先教えてないの？何かストーカーとかそういうのにつきまとわれてるのかと思ったりしたんだけど」
彼女「えー、そんなことないですよ。そういえば誰にも教えてなかったかも。そういうのって郵便局がやってくれるんだと思ってて。あれ？そういや転送とかされてこないですねぇ」
と、のんきなことを言っていた。
仲間うちでは彼女はどこに行ったのかミステリーだったんだけど、当の本人はまったく気にしてなかったらしい。
勝手に郵便局がそういう手配をしてくれると思ってたらしい。

んなわけあるかよっ。

アヤシイ先輩に間の抜けた後輩、うーん、久々に大学時代のニオイを思い出したよ♪