2012年3月あの日からちょうど一年、真剣な表情で仏壇に手を合わせるアキちゃん。
「あれ?」仏壇を見るとじっちゃんの遺影がなくなっていました。
「じいちゃんっていつから帰ってきてねえ?震災の後帰ってきた?」と落ち着かない様子でばっぱに尋ねるアキちゃん。
「うるせえなあもう」とめんどくさそうなばっぱ。
「帰ってくるのか?なあばっぱ遺影がねえってことは近々帰ってくるのか?」とテンションが上がるアキちゃん
「ああもううるせえうるせえうるせえ!と照れ隠しなのかそっけないばっぱ。
そんなばっぱを見て「あるいはまさか…じいちゃん…まさか」と心配し始めるアキちゃん。
「心配するな忠兵衛さんは元気だ」とばっぱ。
仏壇からパソコンを取り出しじっちゃんとネット電話を始めるばっぱ
「なんで?」と驚くアキちゃんに「WiFi」と答えるばっぱ。
2012年春北鉄の本格的な運行再開を7月1日に控え点検作業は大詰めを迎えていました。
一方海女カフェ再建のメドはいまだ立っていませんでした
「どこか切り詰めねえと海開き間に合わねえぞ」とばっぱ。
「わかってる」と答えるアキちゃん。
「でも天下の鈴鹿ひろ美が来るのにまさかビールケースの上で歌わせるわけにもいかねえべ」と菅原さん。
「それもわかってる」と焦りの色が隠せないアキちゃん。
切り詰めるだけ切り詰めてもう一度かつ枝さんに計算してもらうことに。
「これでどうだ!メガネ会計ばばあ!」
「なんとか予算内で収まるが…これじゃあリアスで歌うのと大差ないべ」とかつ枝さん。
「ああ」とみんなため息をつきました
一方リアスでは弥生さんが潮騒のメモリーを熱唱中でした
やる気のない様子でタンバリンで合いの手を入れるユイちゃん
そこへどこかでみたような挙動不審な人物が北三陸駅を訪れてきました。
不審者を捕まえる大吉。
海女カフェの会議は完全に行き詰っていました。
ウニがいないことには黒字にならない。
そのウニも瓦礫撤去し放流はしたものの戻ってくる保証はない。
「今年はあんまり期待できねえな」とばっぱ。
厳しい現実にじぇじぇっとなるアキちゃん。
そこへ不審者を捕まえた大吉からアキちゃんに電話がかかってきました。
その不審者はアキちゃんの知り合いだと話しているそうです。
「名前は年はなんぼくらい?」と尋ねるアキちゃん。
「それが何を聞いてもぎょぎょっとしか言わねえんだと」と吉田さん。
ピンときたアキちゃんじぇじぇじぇ!と驚きすぐに北三陸駅へ向かいました。
捕われた不審者の名前を考えるみなさん。
みんな少しづつ間違えユイちゃんに至っては「どこ?人面魚どこ?」と飛び出してくる始末でした
「おしいけど全部違います。さかなクン!」と正解を答えるストーブさん。
縄を解かれるさかなクン。
「駅長が失礼しました」と大吉を叩きさかなクンに謝るアキちゃん。
さかなクンはアキちゃんがどうしているのか心配で北三陸に来てくれました。
アキちゃんがどうしているのか調べた時に見つけたのがストーブさんが撮影した潮騒のメモリーズの動画でした。
「2009年夏にオープンさせた海女カフェですが昨年の津波で被害を受けいまだ再建のメドが立っておりません」
「震災前はここさきれいな水槽が並んでいてめずらしい魚やめずらしくねえ魚がたくさん泳いでいたんです」
「7月1日の開業に向けて私たちも精一杯頑張りますのでみなさんもどんどん北三陸さ来てけろ」
「北鉄も畑野まで走るどー!」
この動画を見て自分の魚と水槽を寄贈するために北三陸を訪れたさかなクン。
じぇじぇじぇと驚き喜ぶアキちゃんたち
6月に入りさかなクンのコレクションが運び込まれました。
その頃には海女カフェの再建も着々と進められました
予算はたりませんがその分手作り感溢れる暖かいお店になりそうです。
「アキちゃんよかったね」とさかなクン。
「うん。完全に元通りじゃねえが逆回転成功だべ」と笑顔のアキちゃん
「ぎょぎょぎょ!」「じぇじぇじぇ!」と喜び合う二人。
種市先輩、ストーブさん、勉さん、それにユイちゃんみんな色々あったけど今ここにいる。そのことがたまらなく嬉しいアキちゃんでした
「アキ何してんだ早く行くぞ」ウェットスーツ姿のばっぱがアキちゃんを呼びにきました。
そのころリアスではじっちゃんが長い航海から帰ってきました
そこへまたまたどこかで見たような不信人物がやってきました。
ウニ丼を注文するじっちゃん。
「ああ私も」と同じくウニ丼を注文する謎の女性。
しかしウニ丼はひとつしかなく最後のひとつをかけたじゃんけん勝負が始まりました。
そのころアキちゃんたち海女クラブは海開きに先駆けウニの繁殖具合を確かめていました。
水温14度の中美寿々さんと共に潜るアキちゃん。
二人の様子を祈るように見つめるばっぱ。
そして水面に上がってきた二人。
「美寿々、アキ!ウニいねえか?」と声をかけるばっぱ。
「ばっぱ大変だ!ウニで岩が見えねえぐれえだ!」とウニを取り出し叫ぶアキちゃん
ばっぱや美寿々さんたちはもちろん地元の方も喜び拍手が起こりました
ばっぱにウニを投げるアキちゃん。
それは初めてばっぱと出会った時と逆の光景でした。
ウニを優しく包むように持ちお礼をするばっぱ。
再び潜るアキちゃん。
ウニでいっぱいの光景にアキちゃんは言葉を失いました。
これで漁ができる。北鉄も走る。海女カフェもみんなのおかげでオープンできる。にぎやかで楽しい2012年の夏がやってきました
一方リアスのジャンケン勝負はついに決着
勝者はじっちゃんでした
謎の女性はサングラスを取り抗議を始めました。
「後出し!今の後出しです!考えられない」なんと正体は鈴鹿さんでした
鈴鹿さんと分かり腰を抜かしそうなほど驚く吉田さん。
じっちゃんが食べようとしているウニ丼を奪い取り鈴鹿さんに差し出しました
じっちゃんに見せつけるように満面の笑みでウニ丼を頬張る鈴鹿さん。
いよいよ鈴鹿さんも北三陸にやってきました
アキちゃんや北三陸のために駆けつけたさかなクンかっけーです
みんなで協力して手作り感溢れる海女カフェに再建していく姿がいいですね
そしてウニが復活しアキちゃんがばっぱにウニを投げる場面はアキちゃんが北三陸に来た頃を思い出させる名場面でした
鈴鹿さんとじっちゃんの絡みも面白かったです
あのじっちゃんでも鈴鹿さんには振り回されるんですね
今日のアキちゃん
海女カフェ再建を手伝ってくれたみんなを見つめるアキちゃんです
下手したら縁が切れてしまうかもしれなかったほど色々あったアキちゃんたちですが一緒に北三陸で笑顔でいる光景にアキちゃんと同じように見ている私もうれしくなりました
「あれ?」仏壇を見るとじっちゃんの遺影がなくなっていました。
「じいちゃんっていつから帰ってきてねえ?震災の後帰ってきた?」と落ち着かない様子でばっぱに尋ねるアキちゃん。
「うるせえなあもう」とめんどくさそうなばっぱ。
「帰ってくるのか?なあばっぱ遺影がねえってことは近々帰ってくるのか?」とテンションが上がるアキちゃん
「ああもううるせえうるせえうるせえ!と照れ隠しなのかそっけないばっぱ。
そんなばっぱを見て「あるいはまさか…じいちゃん…まさか」と心配し始めるアキちゃん。
「心配するな忠兵衛さんは元気だ」とばっぱ。
仏壇からパソコンを取り出しじっちゃんとネット電話を始めるばっぱ
「なんで?」と驚くアキちゃんに「WiFi」と答えるばっぱ。
2012年春北鉄の本格的な運行再開を7月1日に控え点検作業は大詰めを迎えていました。
一方海女カフェ再建のメドはいまだ立っていませんでした
「どこか切り詰めねえと海開き間に合わねえぞ」とばっぱ。
「わかってる」と答えるアキちゃん。
「でも天下の鈴鹿ひろ美が来るのにまさかビールケースの上で歌わせるわけにもいかねえべ」と菅原さん。
「それもわかってる」と焦りの色が隠せないアキちゃん。
切り詰めるだけ切り詰めてもう一度かつ枝さんに計算してもらうことに。
「これでどうだ!メガネ会計ばばあ!」
「なんとか予算内で収まるが…これじゃあリアスで歌うのと大差ないべ」とかつ枝さん。
「ああ」とみんなため息をつきました
一方リアスでは弥生さんが潮騒のメモリーを熱唱中でした
やる気のない様子でタンバリンで合いの手を入れるユイちゃん
そこへどこかでみたような挙動不審な人物が北三陸駅を訪れてきました。
不審者を捕まえる大吉。
海女カフェの会議は完全に行き詰っていました。
ウニがいないことには黒字にならない。
そのウニも瓦礫撤去し放流はしたものの戻ってくる保証はない。
「今年はあんまり期待できねえな」とばっぱ。
厳しい現実にじぇじぇっとなるアキちゃん。
そこへ不審者を捕まえた大吉からアキちゃんに電話がかかってきました。
その不審者はアキちゃんの知り合いだと話しているそうです。
「名前は年はなんぼくらい?」と尋ねるアキちゃん。
「それが何を聞いてもぎょぎょっとしか言わねえんだと」と吉田さん。
ピンときたアキちゃんじぇじぇじぇ!と驚きすぐに北三陸駅へ向かいました。
捕われた不審者の名前を考えるみなさん。
みんな少しづつ間違えユイちゃんに至っては「どこ?人面魚どこ?」と飛び出してくる始末でした
「おしいけど全部違います。さかなクン!」と正解を答えるストーブさん。
縄を解かれるさかなクン。
「駅長が失礼しました」と大吉を叩きさかなクンに謝るアキちゃん。
さかなクンはアキちゃんがどうしているのか心配で北三陸に来てくれました。
アキちゃんがどうしているのか調べた時に見つけたのがストーブさんが撮影した潮騒のメモリーズの動画でした。
「2009年夏にオープンさせた海女カフェですが昨年の津波で被害を受けいまだ再建のメドが立っておりません」
「震災前はここさきれいな水槽が並んでいてめずらしい魚やめずらしくねえ魚がたくさん泳いでいたんです」
「7月1日の開業に向けて私たちも精一杯頑張りますのでみなさんもどんどん北三陸さ来てけろ」
「北鉄も畑野まで走るどー!」
この動画を見て自分の魚と水槽を寄贈するために北三陸を訪れたさかなクン。
じぇじぇじぇと驚き喜ぶアキちゃんたち
6月に入りさかなクンのコレクションが運び込まれました。
その頃には海女カフェの再建も着々と進められました
予算はたりませんがその分手作り感溢れる暖かいお店になりそうです。
「アキちゃんよかったね」とさかなクン。
「うん。完全に元通りじゃねえが逆回転成功だべ」と笑顔のアキちゃん
「ぎょぎょぎょ!」「じぇじぇじぇ!」と喜び合う二人。
種市先輩、ストーブさん、勉さん、それにユイちゃんみんな色々あったけど今ここにいる。そのことがたまらなく嬉しいアキちゃんでした
「アキ何してんだ早く行くぞ」ウェットスーツ姿のばっぱがアキちゃんを呼びにきました。
そのころリアスではじっちゃんが長い航海から帰ってきました
そこへまたまたどこかで見たような不信人物がやってきました。
ウニ丼を注文するじっちゃん。
「ああ私も」と同じくウニ丼を注文する謎の女性。
しかしウニ丼はひとつしかなく最後のひとつをかけたじゃんけん勝負が始まりました。
そのころアキちゃんたち海女クラブは海開きに先駆けウニの繁殖具合を確かめていました。
水温14度の中美寿々さんと共に潜るアキちゃん。
二人の様子を祈るように見つめるばっぱ。
そして水面に上がってきた二人。
「美寿々、アキ!ウニいねえか?」と声をかけるばっぱ。
「ばっぱ大変だ!ウニで岩が見えねえぐれえだ!」とウニを取り出し叫ぶアキちゃん
ばっぱや美寿々さんたちはもちろん地元の方も喜び拍手が起こりました
ばっぱにウニを投げるアキちゃん。
それは初めてばっぱと出会った時と逆の光景でした。
ウニを優しく包むように持ちお礼をするばっぱ。
再び潜るアキちゃん。
ウニでいっぱいの光景にアキちゃんは言葉を失いました。
これで漁ができる。北鉄も走る。海女カフェもみんなのおかげでオープンできる。にぎやかで楽しい2012年の夏がやってきました
一方リアスのジャンケン勝負はついに決着
勝者はじっちゃんでした
謎の女性はサングラスを取り抗議を始めました。
「後出し!今の後出しです!考えられない」なんと正体は鈴鹿さんでした
鈴鹿さんと分かり腰を抜かしそうなほど驚く吉田さん。
じっちゃんが食べようとしているウニ丼を奪い取り鈴鹿さんに差し出しました
じっちゃんに見せつけるように満面の笑みでウニ丼を頬張る鈴鹿さん。
いよいよ鈴鹿さんも北三陸にやってきました
アキちゃんや北三陸のために駆けつけたさかなクンかっけーです
みんなで協力して手作り感溢れる海女カフェに再建していく姿がいいですね
そしてウニが復活しアキちゃんがばっぱにウニを投げる場面はアキちゃんが北三陸に来た頃を思い出させる名場面でした
鈴鹿さんとじっちゃんの絡みも面白かったです
あのじっちゃんでも鈴鹿さんには振り回されるんですね
今日のアキちゃん
海女カフェ再建を手伝ってくれたみんなを見つめるアキちゃんです
下手したら縁が切れてしまうかもしれなかったほど色々あったアキちゃんたちですが一緒に北三陸で笑顔でいる光景にアキちゃんと同じように見ている私もうれしくなりました