去年の東京国際フォーラムで開催された、宮本浩次さんのカバー曲ライブ「ロマンスの夜」で、ジュリーの曲を歌っています。と教えて頂いたので、見ました。(再放送)
ドレスコードがあったという国際フォーラムのライブ、セットリストの大半が女性シンガーの曲でした。⇒ エレファントカシマシDB,ライブ,セットリスト
宮本さんが女性の曲を歌っても全く違和感が無いのは、声が高くて優しい声だからです。TV画面を見さえしなければ、宮本さんがガニ股でステージを踏みしめ、あの独特のパフォーマンスで、突っ張りながら歌っているようにはとても聞こえず、女性シンガーが歌っていると思ってしまうことでしょう。
ジュリーの曲を歌ったのは「ロンリーウルフ」。TVで流れるジュリーの曲と言えば、ほぼ「勝手にしやがれ」か「TOKIO」ばかりの中で、「ロンリーウルフ」とは珍しい。「OH!ギャル」の次の曲、ジュリーはシックな男っぽいイメージで、見せるよりも聴かせたいという思いが溢れていましたが、あまり売れませんでした。
宮本さんの「ロンリーウルフ」は、歌声のいささか情けない感じがダメ男感を出していて、ジュリーの中では地味でもスマートでカッコイイ「ロンリーウルフ」とは全然 曲の中の「男」が違う感じでした。こういう「ロンリーウルフ」もあるんだなと、特に聴きたいと今まで思っていなかったのに、久し振りにジュリー版も聴きたくなりました。
アンコール後の「サムライ」もやっぱり、ジュリーのようにはいきません。ジュリーの「サムライ」は他に何も足すものも、削ぎ落すものもない、計算し完成され、通る声で歌う「サムライ」は、圧倒的でただただ美しい 対して宮本さんの「サムライ」は、カッコよくやろうとか、これがいいからと思ってやっているわけでは無さそうで(ご本人的にはどうか知りませんが)歌声も動きも気持のままに、心のままに、自然に動いてしまっている感があります。宮本さんを止めることは出来ない、なんだかそういう所が目が離せないんですよね~
コメ欄にkayokoさんが書いてくださったように、国際フォーラムの何もないステージ上に照明がとても綺麗で、ジュリーのライブと通じるものがありました。
もしジュリーが、カバー曲だけのライブを開催したら・・・ 一般の聴衆も聴きたいと思う人は多いでしょうね。聴いてみたいなと思いますが、まず無理でしょうね。
J友さんから、ゲンダイで連載中のスージーさんが
別にYoutubeでこぼれ話と、課外授業っていうのが出てますと教えて頂きました。
スージー鈴木は気色悪いからちょっと、気を付けて(笑)とのことです。
こぼれ話
課外授業