今日の朝ドラ「オードリー」8月20日。
なんとな~く、後味のよくないお話でした
幹幸太郎の財布から10万円が消えた、犯人を捜せと美月に迫る。
(愛子からの電話に答える滝乃)
(滝)椿屋は泥棒の入りにくい設計になっているんや、門から部屋まで距離がある。昼間から庭にでも潜んでへん限り、中に入れへん。窓も雨戸とガラス戸と障子の三段構えや。
(電話する滝乃を見ながら、ひとりで食べ続けるゆうさん)
(滝)いざという時逃げにくい、玄人の泥棒が一番嫌うタイプの設計やて、府警の人がいうてはったもん、
(愛)やっぱり中の人ですね。
(滝)そやけど、お金に困ってたかて、単純にそのこをを疑うのはどうやろな。中の人間かて同じやろ。
(愛)中の人間は、幹先生と花尾先生だけですよ。
(滝)幹先生かて、なんの魂胆もないやろか?
(愛)ええ?
(滝)起きてしまったことはしょうがない、一番大事なのはこういう時、動揺を見せへんことや。特に幹先生の前ではな。
美月を責める、幹幸太郎。金に困っているもみじが犯人に違いない。
従業員を信じているという美月に、幹は違う、映画の世界の仲間やから信じているんやろ。椿屋の前の女将なら、俺の狂言は見抜いていた。10万円盗まれたんのは嘘、お前には椿屋の主人は向いてへん。お前の心は泣いている、そやから俺はお芝居をうったんや。オードリーには撮影所の仲間は疑えんことを知らせたかったんや。俺は酷い男や、認めるから映画に帰ってこい。
(滝乃にワインをつぐ、ゆうさん。グラスをカチンと合わせる)
(滝)こうやって死ぬまでおしゃべりしてたいわ。ワイン飲んで、おしゃべりして、原稿書いているゆうさんの背中、毎日眺めて。
(フっと鼻をならすだけで答えないゆうさん)
(滝)なんとか言うてよ
(祐)死ぬまで一緒にいられんこととか、あったんか?なんとか言うてみ?
(滝)・・・私は椿屋には戻らへん。
(愛子に美月の背中を押してやってくれ、今のままでは美月の心は壊れてしまうと言われた滝乃)
(滝)私が椿屋に戻らなあかんね、せやないとあの子は意地でも椿屋を辞めへん。
(祐)滝さんが椿屋に戻るということは、僕と別れるいうことか?
(滝)やめて!そんなこと平気で言わんといて!
(祐)せやけど、僕が何べん言うたかて、両立なんか出来へんと言い張っているさかい。
(滝)そうかて、ゆうさんと一緒に生きることも、椿屋の主人やることも、どっちも命かけんとでけへんことなんやもの。
(祐)そんな気張って生きること無いと思うけどな。
(滝)そういう性格なんやもの。ゆうさんは、そういう性格の私が嫌いなんや。
(祐)何言うてんのや、滝さんの性格が激しいことぐらい知ってるがな。
(滝)そやったら、気張って生きてるとか言わんといて。
(祐)何とか言えいうたの、滝さんやで。
(滝)ほかのこと言うて、もっと・・もっと優しいこと。
(祐)僕はどんな滝さんも大事や思うてる。
(滝)もっと言うて、言うて、もっと言うて。絶対に椿屋のことなんか、思い出させんといて。美月ちゃんの泣き顔なんか、思い出させんといて
(祐)美月さん、なんかあったんか?
(滝)私はみんな、捨ててきたんや。大事に大事に育ててきた美月ちゃんさえ、ゆうさんとの暮らしで見捨てて来たんや。それを今更わたししか救えへん、言われても
(ワインをあおる滝乃)(祐)そんながぶ飲みせん方がえええよ、
(滝)ワインかてこないに飲めるようになったんよ、ゆうさんと暮らして
(祐)そやな(といいながら、さらにワインをつぐゆうさん)
滝乃には、愛子からの美月はもう限界です、あのこの背中を押してやってください、という声が聞こえている
美月を映画界に戻そうという幹幸太郎の狂言は、なんだか嫌なやり方でしたわ これで美月は納得が出来るかな?かえって不愉快になりそうな。私は後味が大いに悪かったです。
滝乃さんは例によって、ますます分裂してるし😓
もくもくと一人で食べるゆうさんは、可愛いです