今日の朝ドラ「オードリー」
1982年の大晦日、幹幸太郎主演の時代劇は最後のシーンを撮るのみ。ところが、急遽 椿屋でそのシーンを撮らせてくれと、監督の杉本に頼み込まれて断れない美月。
TVでは紅白で寺尾聡がルビーの指輪を歌っているが、撮影のために弟の梓は見られない。
撮影は無事に終るが、美月には椿屋の主人であることは重すぎた・・。
除夜の鐘を聞きながら、年越しそばを食べている、ゆうさんと滝乃さん。
(祐)除夜の鐘や
(汽笛の音がヴォ~~ッ)
(祐)汽笛の音や
船の多い年には色んな船の汽笛が呼びあうんや。外国船、タンカー、観光船、色んな船の色んな汽笛がいっせいに鳴るんや。
一年の出来事を語り合うようにな。除夜の鐘が百八つの煩悩を鎮めるんやったら、船の汽笛は心の中に積もり積もった人の無念を、ともに嘆いてくれるような音やな。
(美月の泣き顔が写る)
(滝)聴こえへん・・
(祐)ええ?
(ガラス戸を開ける滝乃)
(滝)私には汽笛は聴こえへん。
(美月の泣き声)
(滝)美月ちゃんが泣いてる・・
(いつの間にか椿屋の前に佇んでいる滝乃)
大京映画がどうなったのかとか、今では全然覚えていないストーリーですが、滝乃が「美月ちゃんが泣いてる・・」という台詞だけは記憶に残っていました。やっぱりね・・
滝乃は、散々文句を言っていたけど神戸でゆうさんと暮らしていたんだ。汽笛の音は私は毎年聴いていますが、もう一年が終わった、年が変わるんやな・・という気持になります。新年という嬉しさはあんまり感じないんですけどね・・ あ!そうやった、ジュリーのお正月コンサートがすぐ始まるわ(^^♪
ゆうさんは年越しそばを食べていましたが、播州の実家はずっと大晦日は年越しうどんでした。私がおそばを食べるようになったのは、神戸に来てからです。他のお宅はどうなのかしら?
落語で「時そば」という有名な噺がありますが、上方は「時うどん」です。話の筋もちょっと違うそうです。
2月の落語界で桂ざこばさんが、ズルズルズル~っとすすっていたのを思い出します。