数十年ぶりに見た。
劇場で見た時はスペクタクルシーン目当てだったのだが
今回テレビで放送されたのを改めて見返すと人間ドラマが
重厚に描かれていた映画だった。
エルドラド、黄金郷に取りつかれた人間。一攫千金を夢見て
烏合の衆に紛れて来た者。街の聖職者でありながら結局は
金目当ての牧師。冒険家気取りの親子。
目指す土地はアパッチのテリトリーで命懸けだが欲に目が
くらんだ山師達はそれでも伝説を信じて進んで行く。
騎兵隊やアパッチの襲撃に殺されて行く面子を見ていると
さもありなんと納得してしまう。裏切りを平気でやってのける
隊長、うさんくさいハッタリ屋に皆が行くからつい同行してしまった
爺さん。
地元でなく、見知らぬ土地で命懸けの賭けをして生き残ってのは
わずか数名。
結局見終わってつくづく感じたのは
「所詮人間は殺し合いで現代社会をつくり上げて来たのだ」との確信。
ネイティブインディアン、エスキモー、アボリジニ、アフリカ原住民。
皆、必ず殺戮の歴史を伴って繁栄して来たのである。
昨今騒がれている子供への虐待、それは人間の三大要素。
すなわち「いじめ」「差別」「戦争」の支流にすぎない。
いじめの無い社会? あるか、そんなもん! 目指す方向が違う。
事が起きたらどうするのか、何故いつまで経っても大人達は考えない?
それは深層心理でどこか、それが必要だとの意識が根底にあるから。
今でも鉄道の陸橋の手すりについたスニーカーの足型を見た記憶は消えないのである
劇場で見た時はスペクタクルシーン目当てだったのだが
今回テレビで放送されたのを改めて見返すと人間ドラマが
重厚に描かれていた映画だった。
エルドラド、黄金郷に取りつかれた人間。一攫千金を夢見て
烏合の衆に紛れて来た者。街の聖職者でありながら結局は
金目当ての牧師。冒険家気取りの親子。
目指す土地はアパッチのテリトリーで命懸けだが欲に目が
くらんだ山師達はそれでも伝説を信じて進んで行く。
騎兵隊やアパッチの襲撃に殺されて行く面子を見ていると
さもありなんと納得してしまう。裏切りを平気でやってのける
隊長、うさんくさいハッタリ屋に皆が行くからつい同行してしまった
爺さん。
地元でなく、見知らぬ土地で命懸けの賭けをして生き残ってのは
わずか数名。
結局見終わってつくづく感じたのは
「所詮人間は殺し合いで現代社会をつくり上げて来たのだ」との確信。
ネイティブインディアン、エスキモー、アボリジニ、アフリカ原住民。
皆、必ず殺戮の歴史を伴って繁栄して来たのである。
昨今騒がれている子供への虐待、それは人間の三大要素。
すなわち「いじめ」「差別」「戦争」の支流にすぎない。
いじめの無い社会? あるか、そんなもん! 目指す方向が違う。
事が起きたらどうするのか、何故いつまで経っても大人達は考えない?
それは深層心理でどこか、それが必要だとの意識が根底にあるから。
今でも鉄道の陸橋の手すりについたスニーカーの足型を見た記憶は消えないのである