美山たそがれメール

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クリスマスローズ咲く

2016年03月07日 | 日記
午前中はどんよりしていたのに、午後から徐々に晴れてきた。家の中ではストーブを焚くこともなくあ暖かだ。室温で20度になっている。私も冬用の長袖シャツをしまい春物に替えた。すこし楽になった。今年の冬は厚物のセーターを着ることもなくすんだ。こんな年はめずらしい。

午前中紋次郎と山に散歩に行った。若いときは独りでけもの道を走っていき1時間ほど帰って来なかった。途中で鹿を追い出し川まで追い込み鹿と格闘していた。今は私と一緒にとぼとぼと歩き私より先に車の前に座っている。往時の姿は見る影もないが、臭覚だけは残っているようでいつも何かを嗅いでいる。15年以上一緒に生活していると、犬というより子供に近い。でも犬年齢では80歳ぐらいとか。紋ちゃんはいつのまにか私を追い越して紋爺になってしまったのだ

集落の入り口の広場でクリスマスローズが咲いた。ここは荒地だっつた。10年まえに、ここを整地してクリスマスローズを50株植えた。気候が適していたのかよく咲くようになった。クリスマスローズは寒い地域でも咲く強い花でもある。それに鹿も食べない。多分葉が堅いのだろう。毎年増えていく。
この地域で花木を植えるときに考えなければならないのは鹿対策だ。そして真ん中には枝垂れ桜を京都の植木屋さんい植えてもらった。舅の88歳の時だ。彼がなくなって3年、桜は5年経って毎年少しずつ花が増えていっている。見ごろになるまでもう少し時間がかかるだろうが。大雪で折れるかと心配もしたが幹が太くなって大丈夫だ。私は空き地や家の周囲に花木を毎年。植えている。私が亡くなっても季節が来ると花木たちは花を咲かせるだろう?でもそのときその花を愛でる人たちがこの集落に残っているかはわからない。