23396 働き方改革

 

きょうのお勉強と単なる予備知識とは.....

医師の働き方改革が、2024年4月から時間外労働の上限規制

などが義務化。病院には診察治療の求めがあった場合、

拒否しない「応召義務」がある。

 

なので、医師や看護師などさまざまな医療従事者は24時間

体制で働いていたが長時間労働や過重労働は禁止。

 

一般企業と同様に労働基準法違反として病院に罰則となる。

これからは不要不急の病気で救急車を呼んではいけません。

気になるのは大病院の６０％が赤字経営だと言われている。

 

時代は流れて 『いたしません』『私、失敗しないので』

何てことが今後は主流で医療が変化するか？

 

そこで、この医療関係を分類するとどうか？

・個人立病院
・医療法人立病院
・国立病院
・自治体立(公立)病院
・公的病院(日本赤十字や済生会など)

 

日本の病院数は世界一であり特に都市部であれば患者側が

医療機関を好きに選べるという恵まれた状況。

 

しかし、数が多くても種類や診療科については実は良く

分かっていない人も多い。

 

具体的な医療施設総数＝181,621 施設。

この中で活動中の施設＝179,416 施設。

全国のコンビニエンスストア＝55,852店舗ですから

医療施設は3倍以上ある。

 

歯科医院＝68,500施設。意外と病院より少ない。

鍼灸院やマッサージ＝140,765施設。

上記の施設を合計すると384,181となります。

 

人口1000人当たりの臨床医師数
ドイツ…..... 4.1人
フランス..… 3.1人
英国…........ 2.8人
アメリカ.…  2.6人
日本…........ 2.3人

 

病床100床当たりの臨床医師数
英国…..... 100.5人
アメリカ.… 85.2人
ドイツ….... 49.0人
フランス.… 48.7人
日本.......... 17.1人

 

医療の分類は....

内科、外科、産婦人科、眼科及び耳鼻いんこう科,

集中治療室、講義室、病理解剖室、研究室、化学、

細菌及び病理の検査施設、その他諸々の施設を持っている

のが「総合病院」です。

その他、整形外科、小児科、精神科、呼吸器内科、産婦人科。

 

主なものを除くと...細分すると医師というのは実に面倒な分類。

循環器内科、消化器内科、腎臓内科、神経内科、糖尿病内科、

血液内科、皮膚科、アレルギー科、　リウマチ科、感染症内科、

心療内科、外科、呼吸器外科、心臓血管外科、乳腺外科、

気管食道外科、消化器外科、泌尿器科、肛門外科、脳神経外科、

形成外科、美容外科、耳鼻いんこう科、小児外科、産科、婦人科、

リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、病理診断科、

臨床検査科、救急科、糖尿病科、腎移植科、血液透析科、

代謝内科、内分泌内科、救急医学科、血液科、肝胆膵外科、

糖尿内科、大腸肛門科、眼形成眼窩外科、不妊内分泌科、

膠原病リウマチ内科、脳卒中科、腫瘍治療科、総合診療科、

乳腺甲状腺外科、新生児科、小児循環器科。実に複雑すぎる。

 

簡単に整理すると、患者さんが病気を訴えて治療を希望するには

医師が多くの質問をして、正確な診断をするには必要な検査を

して最終的に病名を発見する。所謂、消去法によって絞り込む。

 

この時に、経験豊富な医師とそうでない医師との知識経験に

左右されることが多い。なので、AIがその役割を果たすと

ほぼ同じ診断が出来る時代がやってきます。

 

また、特殊な外科も手術支援ロボット「ダヴィンチ」で

より確実な手術もできる時代でしょうか？

しかも、これらは遠隔操作で僻地・遠隔地でも可能か？

 

なので、医師の仕事量は現在より遥かに減少するのか？

また、大病院に過重労働となっている点を開業医に課す

事が出来る仕組みがあると、仕事量の偏りが無くなる。

 

それに加えて看護師・介護士の不足をどう補うか？

やはりITの活躍によって患者を監視するシステムです。

 

その対応と手順をAIが出来たと仮定すると、専門技能が

無くても、単なるパートのお仕事で対応できる時代が

やってきそうです。

 

また、２４時間労働するロボットの有効活用が実用するのは

いつか？これが出来ると人間の労働枠は大幅に減少する？

もはや医療は生産工場の如く大量・自動同時処理なのか？