注文してるハブ軸が届くまで我慢しようと思ってましたが、どうしても我慢できず、
ホイール交換を実行しちゃいました。
じゃあ、ハブ軸はどうしたのかと言うと、古いホイールからの流用です。
それでは、作業に入ります。
まずは、自転車を上下さかさまに置きます。こうすると、ホイールが外しやすいし、
嵌めやすいんですよね。私の自転車は油圧ディスクなので、配管へのエア噛みが不安ですが、
Vブレーキの息子の自転車は問題ありません。
それから、ブレーキを開放して、クイックリリースを緩めてホイールを外します。
フロントは、入れ替えるだけで交換完了。簡単です。
続いて、メインのリアを作業します。初めに、流用するスプロケットを取り外し。そして、
ハブ軸の交換です。ハブ軸のダブルナットを反フリー側から緩めて、軸を抜きます。
ここまでは、ハブのグリスアップでいつもしている作業です。ハブ軸を抜いたらいつもは
外さないフリー側のダブルナットを外して、玉押しも除けます。
これが、古いホイールから抜いたハブ軸。もちろん、パーツクリーナーで清掃済みです。
そして、新しいホイールのハブ軸も同様に分解。
と、フリー側を分解する前にハブ軸のはみ出し量を計っておきます。
5.17mmでした。この寸法に合わせて、古いハブ軸にフリー側の玉押しを取り付けて、ダブルナットで
ロックします。あ、ロックナットと玉押しの間にスペーサーを入れるのを忘れずにね。
銀色の部分がスペーサーです。両側にスペーサーを入れて、玉押し調整して、ロックして
完了です。例によって玉押し調整は手で出来ました。元々付いてたホイールよりも手が込んでる
玉押し部。綺麗に機械加工されてましたよ。安物なのに、さすがは1流メーカーです。
ここまで出来たら、元通りに組み立てるだけ。
11速対応のフリーなので、9速で使う場合、スペーサを忘れずに。ホイールに付いてきてました。
フリーボディもグリスアップしてから、スプロケットを取り付け。
完了したら、フレームに戻します。
ハブ軸がきちんとフレームに左右同様に入っている事を確認してから、クイックリリースで
締め付け。
バッチリ付きました。が、これで終了ではありません。スプロケの位置が変わってるので、
ディレーラーの調整もしなくちゃいけません。ハイ・ロー調整が必須ですし、ワイヤーのテンション
調整も必要でした。調整ネジでは調整しきれなかったので、ワイヤーを気持ち強めに張り直しで
無事に完了。ハイ~ローまで問題なく気持ちよく変速可能。バッチリです。
あ、但し、ハイ側でなんかカタカタする感じは相変わらずあります。これが一番の今の悩みです。
さあ、どれだけ軽くなったのかな
古いリアホイール。
1868gでした。新しいホイールと比較するために、スプロケットなしの状態です。
古いフロントホイール。
1610gでした。
さあ、比べてみます。
古いフロントホイール 1610g
新しいフロントホイール 1333g
277g軽量化。
古いリアホイール 1868g
新しいリアホイール 1618.5g
249.5g軽量化。
合計526.5g軽量化できました
でも、これ、正直なところほとんどがタイヤが軽い事による軽量化だと思います。今まで履いてたタイヤは
純正のブロックパターンの35Cですからねぇ。タイヤの軽量化450gにホイールの軽量化76gって所でしょうか
でも、ホイールのハブのつくりは安物とは言え、シマノ製がかなり良い感じ。シールもしっかりしてるし、
ハブの回転も良い感じ。お気に入りです。
あとは、息子が大事に使ってくれると信じてます。
あ、古いホイールは、ハブ軸を組みなおして、洗浄してから予備に置いておきますね。
息子さんと同じビアンキCSport1に乗っている貧脚サイクリスト金北仮面と申します。
ちょうどホイールをWH-RS100に交換しようと考えてましたので非常に参考になりました。
コメントありがとうございます。
つまらないネタでも、参考にしていただけて
嬉しい限りです。
私は、乗るのより弄るのが好きなタイプです。
これから、サイクリングにはピッタリの季節ですね。楽しんでください。