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まずは何をしよう

除草対策「畦板を使って雑草の侵入を防ぐ」予想以上の優れ物

 今回は除草対策の効果について記述します。これは、是非やるべきだと思っている優れ物で精神的にも予想以上の効果が出ています。畑仲間で即刻実戦してくれた方も居ます。(野菜を育てている区画を菜園、野菜を育てていない区画を更地と以下定義します。)
                          2023年7月27日記
 除草対策とは何かと言いますと、菜園と更地の境目に畦板を埋め込んで境界線をはっきりさせた除草対策です。写真でイメージを掴んでもらうと

【写真の説明】
写真の説明をしないと見ても判らないので記述します。
 ・生姜の種球を植えた敷地で藁が広がっていますが本記事には藁は関係ありません。
 ・菜園部分は草が生えていなく土壌がむき出しになっている部分で、草が生い茂っている部分が更地となります。
 ・菜園と更地の境目に畦板を敷き詰めています。境目がはっきりしているので直角(90度)に曲がっている境目が2箇所あることが判ります。この畦板を敷き詰める作業が今回の除草対策となります。これの何が良いかは目次に従って記述したいと思います。(予想外の副産物がたくさん出て来ました。)



 ーーーー 目次 ーーーー
1.作成に至った経緯
 1.1 境目は何処なの?
 1.2 スギナ等の地下茎侵入防止
 1.3 予想外の効果
2.材料の選定
 2.1 境界線に必要な仕切り板仕様
 2.2 材料の選定
3.畦板の設置
 3.1 設置の仕方
 3.2 注意点
4.まとめ 
 4.1 効果
 4.2 予想外の副産物

それでは、目次に従って
1.作成に至った経緯
 2項目が該当しますので記述します。
 1.1 境目は何処なの?
 菜園の草むしりをしているときに気になるのが、菜園と更地との境目部分の除草作業です。出来れば無駄な作業になるので更地部分の草はむしりたくないけど…… 心理的に更地の草も余計にむしってしまうのが現状でした。何故かというと菜園の敷地面積が狭くなるのを恐れているのでしょう!
 そこで考えたことが、境目をはっきりさせることが出来れば更地まで除草作業をしなくて済み作業効率が上がる。

 1.2 スギナ等の地下茎侵入防止
  地下茎を伸ばして繁殖する草がありますが、その繁殖力の強さに悩まされていました。特にスギナは菜園区画内では根絶を目指していたので更地との境目を明確化することは必要不可欠でした。
 侵入をブロックするには、物理的に地下30cm位まで地下茎の侵入を防ぐことしかないので仕切り板の発想が浮かびました。

 1.3 予想外の効果
 まとめの項で記述します。

2.材料の選定
 2.1 境界線に必要な仕切り板仕様
 仕切り板の仕様は、前述したように深さ30cmの寸法としました。スギナに関しては30cmでも足りないすれたスギナもありますが、自然に育っているスギナに関しては概ね30cmで問題ありません。(我が菜園での状態ですので環境によって寸法変更要。)

 2.2 材料の選定
 菜園と更地との境界線となる仕切り板の選定に入ります。まず頭に浮かんだのがホームセンターで売っていた畦板です。畦板採用に関しては用途が田んぼと同じ使い方なので全く問題ありません……
 が、境界線として使う量が多いので金銭面で考えさせられれました。
     ↓
   代替え品の検討
     ↓

《代替え品》
1.看板廃棄品の流用
 大先輩の看板屋さんから看板廃棄品を頂くことが出来ました。回収品を幅30cmで横長に切断してもらった物を使うこととしました。写真の緑色板が該当します。(薄くて軽くて横幅が180cm位あるので適しています。)
 予算:0円


2.屋根に使う波板を流用
 180cm×90cmの波板を30cmで切断して使います。6枚取れます。(強度の関係上、30cm×90cmで6枚 : 横長だと強度が心配なので)
 予算:約1,000円で6枚(5.4mの仕切り板が出来ます)
 写真の右側の物が切断した波板です。

以上、安価で済ます作戦をとりました。
此処から、仕切り板を畦板と記述します。

3.畦板の設置
 記述する程のこともありませんが……
 3.1 設置の仕方
 ➀真っ直ぐな境界線を造るために境界線上にロープを張り深さ30cmの溝を掘り上げます。
 ②畦板を隙間無く並べます。境界線が目視できるように地上に畦板の頭が少しでるくらいが良いです。
 ③掘り上げた土を元に戻します。


 3.2 注意点
 境界線は常に目視できるようにしておくこと。(土で埋め込まない)
 草刈り機使用時には接触しないようにすること。(畦板が破損する)
 耕運機で破損させないこと

4.まとめ 
 4.1 効果(欠点)
・草が侵入してこない!これが最高の効果で畑を眺めていても境界線がすっきりしているので気持ちが良い。
・草むしりの効率が上がった!考えることなく、菜園側の草を除去できる。
・地下茎を遮断できた!区画がはっきりしたので菜園内のスギナを根絶できる。
《欠点》
・耕運機を使用しずらくなった!境界線を意識しながら操作が必要です。

 4.2 予想外の副産物
 モグラ除けになる:周囲を囲んだら菜園内にモグラの痕跡がなくなった。最近はたまに痕跡を見かけるが量的には減っているので畦板がある程度の防御になっている。

 境界線を設けたことで、菜園が浮き出て……
  見た目が良く作業にメリハリが付いたような気がします。

     菜園が美しいと言うことは……
        精神的にも良いですね~



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