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まずは何をしよう

「顔を探しに塔ノ岳・丹沢」山日記 20250113

「顔を探しに塔ノ岳・丹沢」山日記
2025/1/13

寒い寒いと言いながら
山から遠ざかっていたが…
昨年から始めた「丹沢山塊の顔を撮る企画」が私の尻を叩く
「行く」・「行かない」の、心の葛藤は…
五分五分だ!
今となって、「行く」の決め手は何だったのだろうか???
と、脳みそを覗き込んだが
「未だに解らない」

  今日の天気図は、典型的な西高東低の冬型気圧配置で晴れは保証されていたが、まさかのまさかで…
 雲と言う言葉が辞書から1/13限定で削除されていたようだ。「雲がないのだ!」

 気象予報士が昔言っていた言葉を思い出した
「今日は、一円玉天気です!」
どうやら
”一円は崩しようがない” 処から来ているようだ

 南を向けば、冬は太陽が低いため、相模湾に差し込む光が反射して一日中光り輝いていた。相模湾の反射で、江の島、房総半島、大島、利島、新島、箱根外輪山が、まぶしくてまともに見ることが出来ない。
 そして、東側では、関東平野が展開し、その手前には、宮ケ瀬湖・仏果山も姿を現していた。
 西側は、富士山、南アルプス、西丹沢山塊が浮かび上がってくる。
 最後に北側、蛭が岳の奥に八ヶ岳が顔を出しているではないか。
360度のパノラマを、立ち止まっては……  光景を楽しませていただいた。

〔写真:丹沢山山頂〕  img5406
看板を立てた人の意図は、多分こうだったのではないかと写真に収めた。


では、目次に従って記述する。

----- 目次 -----
心の迷い「後悔先に立たず」で山に行くことに
今回の登山目的は
 ない、ない、ない、の登山
詳細日程
最後に

 
【心の迷い「後悔先に立たず」で山に行くことに】
珍しいケースなので心の迷いを記述しておこう

成人の日による3連休…
「1日ぐらいは山にでも?」
と、
手軽な、丹沢にするかと、考えはしたが・・・・・ 
「やめとくか」と寝てしまう
3時に目が覚めたが
布団のぬくもりに、起きる気力を奪われ身動きができない
再度、目覚める
「トイレに起きるついでに起きてしまえ!」
やっとのことで、布団のぬくもりから解放された
1日の始まりだ!1月13日 6:00
さて、ここからが分かれ道
パジャマを脱ぎながら着る服を考える
まだ、迷いがある
「山はいかないの?」と心の中で呟く自分がいるのだ!
此処で、畑の作業服に着替えたら、何時もの週末と変わらない
即ち、山には行かないという意思表示となる
寒さに震えながら、決断に迫られる
「葛藤の始まりだ」
結局、登山服を手に取り登山の準備の始まりだ!
1月13日 7:00 大倉登山口に立つ
丹沢の好い所のひとつ
「起きたと思ったら…    登山口に立っている自分がいる」
「下山したと思ったら…    家の風呂に入っている自分がいる」
最高ではないか


【今回の登山目的は】
 蛭ガ岳方面に行って、北側(裏側)から「塔ノ岳の顔を撮る」・「丹沢山の顔を撮る」ことが目的である。従って、登山計画は、大倉登山口から蛭ガ岳ピストンとなる。
 南側から「顔を撮る」ことはあきらめたということである。
 
 此処で、「顔を撮る」とは何かを簡単に記述する。
「塔ノ岳」・「丹沢山」は、特徴がなく撮影に向かない地形に立地しているために、俗に言う「格好良い写真」が世の中に存在しない。その格好良い写真のことを「顔を撮る」と言葉にしている。

“証明写真”でもない……
良い表現を思いついた
「お見合い写真」と言って良いだろう!

とにかく個性のない二つの山を撮るのは難しい…
裏側から撮るしかないだろうと発想を変えた
が、代り映えしなかった
あきらめかけたが
かろうじて「撮った」と言って良いのだろうか???
基準が難しい
写真の出来栄えなのでアナログ的感覚になる…
その辺の詳しい話は、次回の山日記で特集を組んで
心の内を書いてみようと考えている
(なので、本山日記には、写真は載せない)
山日記続編が完成したら、下記にURLを載せることとする
。。。。。。。。。。



【ない、ない、ない、の登山】
 兎に角、当日の朝に山の支度をして出かけたものだから、時間との闘いである。登山口に立つ時間の目標“7:00”は、運よく目論見通りだったが、やはり、準備不足がたたり無理があったようだ。

《ひとつ目のない⇒時間がない》
7:00スタートだと、帰りの時間18時頃になるので暗くなっている

《ふたつ目のない⇒体力/気力がない》
蛭ガ岳往復だと、生半可にピストンできるものではない。登山とは、登り切れる体力があり、気力で登るものだと思っているが、時間に余裕がないと、気力も減衰するもので歩くガッツがなくなる。

《三つ目のない⇒カメラのバッテリーがなくなる》
フル充電したバッテリーでなく、間違えて別のバッテリーをカメラにセットしてバックパックに詰め込んだようだ。
丹沢山から蛭ガ岳に向かう途中でバッテリー切れとなった。

シャッターを押した
バッテリー切れの表示が現れた
以降の写真撮影が出来ない
蛭ガ岳に向かう気力がゼロになった
踵を返し
丹沢山に向きを変え帰路に…

ない、ない、ない、で丹沢さん迄のピストンとなった。

【詳細日程】
《1/13当日の日程 (一日中快晴☀ 風強し)》
・6:55着 登山口
・7:00発 → 9:40塔ノ岳頂上
 丹沢・塔の岳の顔を探しながらゆっくりと歩く
・11:00 丹沢山山頂(蛭ヶ岳に向かったがカメラの電池切れで引き返す)
・14:20 駐車場着
*ジョギングシューズは、足指霜焼けに悪いので登山靴を使用した。(笑い) 

積雪がなかったので
トレランシューズを使用できたのに
防寒的に劣るので…
登山靴を選択
足の指先が赤く腫れたら大変
ジョギングが出来なくなるのを恐れました!

《服装》
足のふくらはぎ防寒用にサポータを装着 ⇐これだけで下半身の保温効果は抜群になる。

 身体の芯を冷やさないように、初めて薄手の腹巻きを装着 ⇐効果抜群

 霜焼け悪化を防ぐために手袋を3種類用意した。使用したのは
  ・登り:標準的な冬用手袋
  ・下り:温度上昇もあり、家庭菜園で使用している作業用手袋

《写真をピックアップ》
 丹沢は撮る被写体がないので数枚……
 カメラレンズも広角レンズ(15mm-35mm)がセットされていて唖然とした!

北側から撮った塔ノ岳 img5399
 左より、輝いている相模湾、塔ノ岳、箱根外輪山、愛鷹山、富士山


富士山    Img5382
富士山と南アルプス


丹沢山山頂    Img5402
 山頂風景、みやま山荘


【最後に】

 登山では、人との出会い・会話を楽しむ事を率先して行っているが
丹沢登山は身近にありすぎて、人との会話を楽しむという感覚にはならない。散歩している感覚なのだろうか、話しかける行為を全く忘れている。

今回の登山で特筆できるものは

終日雲を見なかった登山は初めてである
雲に気が付かなかったかもしれないが
凄いことだ
もうひとつは、「塔ノ岳の顔を撮った!」
と、
言ってもよいかな。。。。 (丹沢山の顔は撮れず)
特集を組むのでご覧あれ
丹沢山塊は、私から言わせてもらうと
「温泉まんじゅうが並んでいる」と言って
過言ではない
「温泉まんじゅうは大好きなんですが…」
何が言いたいかは、特集で!
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