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まずは何をしよう

「表丹沢の顔を求めて」(南側編) 渋沢丘陵・頭高山登山日記2024/05/03

「表丹沢の顔を求めて」(南側編)
渋沢丘陵・頭高山登山

「地形的に南側正面からの表丹沢の顔が撮れる撮影地がない!」
地図を拡げて
「すがる思いで渋沢丘陵に向かった」

2024/05/03 登山日記
 
「60年越しのけじめを付ける!」 強い思いがある。
ねじりはちまきを薄くなった頭髪から滑らないように堅くこめかみに刺さるぐらい巻き込んでいる! 頭髪がある体力がある内に(笑い)
そう!
「気合いは十分だ!」

 「けじめ」とは、年内に納得の行く丹沢の顔を撮ることだ。事の始まりは、生まれたときから隣には丹沢が横たわっており、視界から離れないにも関わらず、丹沢の写真はマイアルバムには存在しない事だ。
何故無いのだろうかと不思議にも思わず、還暦も通過してしまった。

 山の写真を撮り始めて表丹沢は写真を撮らせないことに気付いた。自身の山容も影響しているが、地形的に好撮影スポットがないことが決定打と言えるだろう。
 そこで、敢えて撮影地を探した結果、「渋沢丘陵・頭高山(ずっこうやま)」が浮上した。正しい表現をさせて貰えば、撮影地を選んだ訳でもなく、探し出したとも言えず、やっとの事で造り上げたという表現になるのではないだろうか……

 先ずは、撮影地として造り上げた頭高山山頂の写真から、山名の由来は何処から見ても頭の形をしているからと書いてある。階段を上がり鳥居を潜ると山頂となる。
  頭高山山頂(ずっこうやま山頂) 標高303m        img4856
 

     ------- 目次 ------
  1. タイトルに南側編と付けた訳
  2. 日程
  3. メンバー
  4. 頭高山からの眺め
  5. 渋沢丘陵からの眺め
  6. まとめ

では、目次に沿って……

1.タイトルに南側編と付けた訳
 実は、昨年までは南側から見た表丹沢しか知らなかった。正しく表現すると、「山は、何処から見ても同じだろう」と言う感覚しか持ち合わせていなかったのだが、今年3月に宮ヶ瀬湖仏果山から見た表丹沢を拝んでから表丹沢に対する意識が変わった。
 そこで、仏果山から見た北側からの表丹沢についても追っかけ登山日記を書くので南側編と敢えてタイトルに付けた訳である。

 地形的に表丹沢を見る北側・南側の位置(撮影地)は、表丹沢稜線を挟んで対称的な位置を意識して決めたものである。

北側は、仏果山から見た表丹沢を堪能した風景
南側は、渋沢丘陵・頭高山から見た表丹沢を堪能した風景
このふたつの風景のとてつもない違いが私の心を躍らせた
そして、60年間という歳月が輪²をかけて、踊らせた!!!
この踊る思いを
ひと月以内には書きたいと思っている
今、自然と頭に浮かんだそのタイトルは、
「私の心を躍らせたふたつの表丹沢」
書きますよ!北側編の後に…
2.日程
 2024/05/03(金曜日)晴れ
  5:30頭高山仮駐車場 → 6:00山頂 6:10 → 6:25駐車場 →(車で帰宅途中)→ 6:30渋沢丘陵(栃窪)写真撮影 6:35終了

 家庭菜園作業前に写真でもとばかり、いそいそとカメラを持って渋沢丘陵・頭高山に向かった。日の出5時から少し経過したばかりだったので、表丹沢に対する陽の差し方が今一だったが…… 「7時くらいの陽の射し方が良いタイミングだな……」 と思いながら、構図自体が今一なので時間を待つ気になれなかった。
 やはり、気持ちの表れた写真となってしまったかな?(5/11リベンジ撮影実施済み)

3.メンバー
 「単独」というより「ひとり」という表現が適正な山ですね
 人を誘って来るような場所でないのでひとりです。頭高山に怒られてしまうので、良く言えば思い立って気軽に来られる場所なのでこれ最高じゃん

4.頭高山からの眺め
 駐車場らしき所に車を停めさせてもらった。看板が一切無く、只の空き地かなと恐る恐る停めた。早朝だから停める決意が出来たようだ

  駐車場近くの標識 (時間表記が誤記ですね)        Img4851


 暫く歩くと辛うじて見晴らしの良い場所に看板あり(現状は木が障害物に)
意外と、ヤビツ峠から菩提峠へは下っていることが判る写真である。
  林道添いの看板          Img4852

 下記は頭高山山頂からの写真となる。これが限界の構図で、もう少し眺望があるかと期待していた。残念である。
 この時点では、本日の南側編写真は惨敗と諦めていた。
左端が塔の岳、右端が大山となるが、北側から見た表丹沢との対比には使えない構図写真である。
   表丹沢稜線                Img4875


頭高山から少し下山した位置からの撮影
  大山            Img4894

5/11リベンジ撮影      

5.渋沢丘陵からの眺め
 行きに気がつかなかったが、最終的に此処が一番の絶景スポットであった。行きは道の狭さに気を取られて気がつかなかったが、帰り、駐車場から出て左を見たら表丹沢が呼び止めてくれました。
 渋沢丘陵栃窪当たりだろう。畑、秦野盆地、表丹沢といった構図で、「狙い通りで決まったね!」 帰りがけの思わぬ所で目的達成となり感謝しかありません!

  鍋割、塔の岳から大山まで            Img4895

5/11リベンジ撮影


中央、塔の岳をアップで             Img4904

5/11リベンジ撮影

6.まとめ
 表丹沢を正面から狙える場所は「渋沢丘陵しかない!」ところから、撮影スポットを探すことが始まったわけである。渋沢丘陵の撮影難点は標高がないことだ。塔ノ岳より渋沢丘陵を見下ろすと木々の緑でおおわれている。果たして視界が開けたところがあるだろうかと頭の中の記憶をふるいにかけたが、撮影スポットの場所は浮かんでこなかった。
 頼れるところは此処しかないと、兎に角足を運ぶこととした。これが、「藁をもつかむ想い」というものだろう… 駐車場から山頂までの山道は樹林帯で空を見上げることすらできない状態と化していた。
 期待はしていなかったが、帰り、駐車場の車のドアを開ける腕には勢いがなかった。

 エンジンを掛け、車一台分の幅しかない林道から逃れるように右折するためのウインカーを出そうとした時だった。
何気なく、丹沢方面に首を傾けた!
表丹沢が読んでいる
視線が合ったような気がした
車を止め、カメラを握りしめて土手を駆け上がった!
なんと、表丹沢の全容が見えるのではないか!
「してやったり」
路駐して道を塞いでいる車と、山ヒルを気にしながらシャッターを切った
僅か5分の出来事だった!
力強くドアを開け
気持ちよくウインカーを出した
リズミカルなウインカー音が、心を叩く
アクセルを踏んだ
 目的は達成されたが、空気が澄んだ時と、「星空&秦野盆地の夜景と表丹沢」を是非撮りたいと考えている。(ちなみに、たばこ祭りの花火は視界から隠れている。)アクセスの良さは抜群である。

 けじめの一部が解消されただけで、課題はまだ山積みだ!
因みに、今後の予定は、
【60年越しのけじめコーナー】
「表丹沢の顔を求めて」(北側編) → 5/4仏果山登山実施で資料整理中
「私の心を躍らせたふたつの表丹沢」 → 資料作成順番待ち5/e完成予定
「大山の顔を求めて」 → 5/4仏果山登山実施で資料作成順番待ち
「塔の岳の顔を求めて」 → 模索中で名案なし
「丹沢山の顔を求めて」 → 模索中で名案なし
「蛭が岳の顔を求めて」 → 模索中で名案なし
「丹沢湖花火」 → ロケハン済み
「宮ヶ瀬湖花火」 → ロケハン済み
「たばこ祭り花火」 → ロケハン済み

資料作成済みは下記
「表丹沢・塔の岳と私」前編
https://blog.goo.ne.jp/satenani/e/60d341a92646da1965735e675d8cf8a6
「表丹沢・塔の岳と私」後編
https://blog.goo.ne.jp/satenani/e/fc77c8794b2fcf3fb67636335e521c16


何事も、探究心は喜びの宝庫だよね…

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