室蘭民報WEBNEWSから転載します。旅先で大地震・津波に遭遇した際「助かる」とはどういうことなのかが、大変よくわかる例です。
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/03/15/20110315m_05.html
見学旅行のため福島、宮城の両県を訪れていた最中に東日本大震災に遭った登別明日中等教育学校(菅原行彦校長)の3回生(中学3年に相当)79人と菅原校長ら引率教諭6人は14日朝、2日遅れで本道に戻った。けが人はなく、出迎えた教職員や保護者に安どの表情が広がった。
同校によると、見学旅行は9~12日の3泊4日。福島県にあるブリティッシュヒルズでの研修を終えた後の11日、宮城県の松島海岸で地震に遭った。同地は震度6弱だったが「記念写真を撮る時で全員そろっていたのが不幸中の幸い」(菅原校長)。すぐさまバスで高台に避難し、予定していた仙台市内の宿泊先で宿泊した。
12日に仙台空港から空路で戻る予定だったが、同空港は閉鎖のため同日は秋田県大館市内のホテルに宿泊した。翌13日、秋田港午後5時40分発のフェリーに乗り、14日午前4時すぎに苫小牧東港に到着。学校行きと室蘭行きのバスに分乗し、自宅近くのバス停で順次下車した。
疲れなどで体調を崩した生徒はいたが、けが人はゼロ。菅原校長は「地震発生後は校内に本部を立ち上げ、旅行会社の人を含め常時7~8人で対応した。生徒は互いに支え合い、励まし合っていた。睡眠と栄養をたっぷり取って体と心を癒やしてほしい」と、家路についた生徒たちを気遣った。(有田太一郎)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/03/15/20110315m_05.html
見学旅行のため福島、宮城の両県を訪れていた最中に東日本大震災に遭った登別明日中等教育学校(菅原行彦校長)の3回生(中学3年に相当)79人と菅原校長ら引率教諭6人は14日朝、2日遅れで本道に戻った。けが人はなく、出迎えた教職員や保護者に安どの表情が広がった。
同校によると、見学旅行は9~12日の3泊4日。福島県にあるブリティッシュヒルズでの研修を終えた後の11日、宮城県の松島海岸で地震に遭った。同地は震度6弱だったが「記念写真を撮る時で全員そろっていたのが不幸中の幸い」(菅原校長)。すぐさまバスで高台に避難し、予定していた仙台市内の宿泊先で宿泊した。
12日に仙台空港から空路で戻る予定だったが、同空港は閉鎖のため同日は秋田県大館市内のホテルに宿泊した。翌13日、秋田港午後5時40分発のフェリーに乗り、14日午前4時すぎに苫小牧東港に到着。学校行きと室蘭行きのバスに分乗し、自宅近くのバス停で順次下車した。
疲れなどで体調を崩した生徒はいたが、けが人はゼロ。菅原校長は「地震発生後は校内に本部を立ち上げ、旅行会社の人を含め常時7~8人で対応した。生徒は互いに支え合い、励まし合っていた。睡眠と栄養をたっぷり取って体と心を癒やしてほしい」と、家路についた生徒たちを気遣った。(有田太一郎)