立てば芍薬座れば牡丹踊る姿は薔薇の花?

古希から喜寿へ向かうGrandmotherが、つれづれなるままにシニアライフをつづります。

甲状腺の膿胞の検査を受けてきました。

2012-08-01 14:26:24 | 日記

先月下旬から首の喉仏の左側を手で触れると小さなしこりがあるのに気がつきました。

甲状腺の位置にあることから、昨日、家から4キロ程の所にある耳鼻科を受診しました。

先生は「のう胞かもしれないけど、念の為、市立病院で精密検査を受けてください。」と

その場で、電話予約をして紹介状を持たせてくださいました。

今朝、樽前山神社へおついたち参りをすませ、その足で市立病院へ向かいました。

10時半の診察予約でしたが、10時過ぎから検査が始まりました。先ず、血液採取、

腎臓に異常がないことを確かめてから、造影剤を注入しながらCT撮影による画像診断。

その結果、甲状腺の先端に袋状の突起があり、中に水がたまった状態であること。

血液検査の結果、甲状腺刺激ホルモンなどの数値に異常は見られないので良性のものだろう。

来週、エコーで場所を確認しながら、針をさして、水と細胞を採取して細胞診断を行う。

以上の検査結果で、料金は3割負担で13250円でした。病院滞在時間は3時間半でした。

愛用のカメラの真中よりちょっと右下に黒いモヤモヤが。。。

http://www.mizubugyo.com/2008/08/post_7.html (甲状腺についてのサイト)

甲状腺は肥大しやすい器官で、健康な人であっても精密検査ではしこりやのう胞が見つかることが少なくありません。


甲状腺ののう胞は、その多くは甲状腺にできたしこりの一部が液状化したもので、小さいうちは全くといってよいほど自覚症状はありません。


大きくなってしまった場合は喉元にしこりとして認識できることがありますが、痛みもないためよほどの大きさになるまでは気がつかない人が多いようです。


甲状腺ののう胞の多くは自覚症状がないため、集団検診などでの検査で露見することが多く報告されています。


甲状腺ののう胞はごく稀に単独で存在することもありますが、多くは良性の腫瘍である線種様甲状腺腫に伴って発生しています。


のう胞は袋状のところに液が溜まってしまった状態を指し、甲状腺ののう胞は内部の液体は黄色・透明なものからチョコレート色のような色のものであることもあり、人によって個人差があるようです。


甲状腺ののう胞の多くはエコー検査の診察で良性であるかが判断できます。


甲状腺の治療に長けた病院も全国に多くあることから、集団検診などで再検査を促された場合には検査しておくことをお勧めします。


甲状腺ののう胞は、数回に渡って注射器などで内部の液体を吸い出すとそれ以上液体がたまらなくなることが多いため、のう胞の治療の多くはこの方法を採用しています。


しかし、ごく稀に何度吸い出してものう胞に大きく液体が溜まってしまう場合や、悪性であると診断された場合は手術で切除されます。


甲状腺ののう胞も他の腫瘍と同じく良性であることが多いため、そんなに深刻に受け止めなくても大丈夫ですが、甲状腺の肥大は甲状腺がんの発症リスクを高める可能性があるため、医師の診察を受けて適切な治療を受けるようにしたいものです。