『致知』2012年9月号 特集「本質を見抜く」より
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なぜ賢い女性が2人必要なのかを考える前に、
まず賢い女性の対極にいる女性社員について見てみましょう。
彼女たちには主にこのような特徴があります。
・注意するとふてくされる
・感情をあからさまに態度に出す
・根に持つ
・気分にムラがある
・被害妄想的
・思い込みが烈しい
・自分勝手に仕事を進める
いかがでしょう、あなたの周りにも
思い当たる女性社員がいるのではないでしょうか。
これに対して賢い女性というのは主に3つの特徴があります。
1つ目は素直であること。「ハイ」と言って
行動に移すことができます。
2つ目は人の批判をしないこと。
自分の立場・役割を理解して行動できます。
そして3つ目は物事を前向きに考えることができること。
プラス思考で日々努力します。
ここまで読んで、賢い女性になるには
非常に高い能力が必要なのではないかと思われた方もいるかもしれません。
しかし、先ほど挙げた女性に備わった能力を
上手にトレーニングで引き出すことができれば、
誰もが賢い女性になれるのです。
そしてこうした賢い女性が、例えば規模にして
10名から30名くらいの会社に2人いれば、
その会社は驚くほど伸びていきます。
なぜ2人なのかは女性の本質にかかわることで、
端的に言うと2人いなければ慰め合ったり、
共感し合うことができないからなのです。
例えば急にギリギリの仕事を振られた場合でも、
2人ならば「もうひと頑張りね」と言いながら
励まし合って頑張ることができるのです。
さらに男性のフォローもしっかりやってくれるなど、
社内の潤滑油にもなってくれます。
ところが社内に賢い女性が仮に一人しかいないと、
優秀なだけに仕事が次から次へと押し寄せてきて、
その負担に耐え切れずに自滅してしまうのです。