里の常連さん情報

横田の里の常連さんが綴る里のネタ特集

インフルエンザが流行するのって?

2013年02月02日 | 冬ネタ

例年以上に寒くなると予想される今冬も、風邪やインフルエンザが猛威をふるいそう。そもそもどうして風邪やインフルエンザが流行るのだろうか? 香川大学医学部准教授・稲川裕之さんが解説する。

「冬は外気が入ってくる鼻や喉のあたりの温度が下がり、体温より低い30℃前後まで低下することも。高温には弱い風邪のウイルスですが、30℃前後になると一気に増殖するため、冬場は感染リスクが上がります。マスクはウイルスの侵入を防ぐだけでなく、口元の温度を下げない効果もあります」(稲川さん、以下「」内同)

 くしゃみなどで唾液が飛ぶことで感染しやすくなるが、飛沫に直接触れなくても、うつる場合もあるという。

「飛んだ唾液は下に落ちますが、空気が乾燥していると、水分が蒸発してウイルスが残り、空中に舞っている状態に。漂う時間も長くなってしまいます」

 そして、なんといっても体調の影響も大きい。

「風邪をひくかひかないかは、体調も大きく影響します。私たちの体には、ウイルスなどの異物を排除しようとする免疫機能が備わっていますが、この免疫力が下がると、風邪をひきやすくなってしまうのです」


ワクワク40代を熱演中

2013年02月02日 | 冬ネタ

「20代、30代はどんな仕事でも役でも、とにかくやってみる。経験を積むことが優先でした。そして40代になって、ワクワクするような大人の作品をやってみたかったんです。だから、こんな役ができるのは本当に幸せです」

 「眠れる森」「恋人よ」など、数々の名作を生み出した脚本家・野沢尚(ひさし)氏(2004年に44歳で没)。彼が遺した企画をWOWOWが映像化した話題のドラマ「女と男の熱帯」。藤原紀香が渡部篤郎(44)とW主演で展開するラブサスペンスだ。

 彼女が演じるのは危険な男にひかれ堕ちていくテレビ局の報道部員。第1話では、渡部演じる謎の男をひたすら張り込んだ。

 「最初は役柄と同じ設定で、現場でもあえて渡部さんと距離を置いていたんです。だんだん心ひかれていく気持ちになりたくて…。逆に今は、いろんな話をしています。話題豊富で面白い方です」

 舞台は夏。浴衣姿のエキストラが多数参加する夏祭りシーンがあるのだが、実は撮影は真冬だった。

 「夏祭りのシーンは朝の4時半撮影で、気温はマイナス2度。息が白くなるのを防ぐために常に氷を口に含んでの撮影です。助監督さんが『はい、皆さん、夏です!』と掛け声をかけて、本番。でも、コートを着ている人が見切れて(見えて)NGになったり…。とにかく気持ちはスタッフ全員熱いんですけど、寒くて大変な現場で(笑)」

                             

 第1話では入浴シーン、汗をぬぐいながら下着姿になっての張り込みシーンなど、セクシーな要素も。第2話では渡部との激しい濡れ場がある。

 「渡部さんの息づかいや体温、瞳の光を感じながら演じました。誇れるラブシーンです。まだ、すべての台本が上がってないので次の展開はわからないんですけど…。でも海外ドラマっぽく、色気の要素もありそう」

 昨年11月発売の写真集『N.Perfect body』でも話題になった完璧なボディーはもちろん健在だ。

 「何もやっていないとは言いません。楽して美しくはなれないですから。若いころに飲み過ぎ食べ過ぎのまま写った映像や雑誌を見て、自分の姿が悲しくなったんですね。作品は常にいいものを残さなきゃいけない。それが私の仕事だと悟ったんです」

 現在、加圧トレーニングのほか、主食を抜いて肉、魚、野菜をメーンにした食事を心がけている。

 「でも、本当に好きなのはナポリタンやオムライス。炭水化物なんです。ストレスをためないように、食べるときは食べますね。家で猫とダラ~ッとしている日もあるし。抜くときは、うまく抜けるようになりました」

 監督の生野慈朗氏とは、2003年の主演ドラマ『あなたの人生お運びします!』(TBS系)以来の顔合わせ。記者会見で監督は「彼女もいろいろあって、たおやかに、柔らかい芝居になっていた」と評価していた。

 「人に歴史あり、って言葉が昔から好きだったんですよ。悲しさとか悔しさとか人の痛みとか…。楽しいばかりじゃ人は成長しませんから。何ひとつ無駄なことはないんじゃないか、と今は思えます」

 40代を迎えて思うことも多くある。

 「まだまだいろんなことがあると思うんです。今は、すべてを楽しみたいと自然に思えるいい状態。結婚? いつまでに、とかは別に考えていませんけど、子供は産めるのではあれば欲しいと思っています。40代にそういうことがいろいろあれば、うれしいなぁ。いろんな経験をして50代を迎えたい。そして生涯現役でいたいですね」

 もはや、周りのいかなる雑音も気にならない余裕を感じる。

 「いろいろネタにされている噂も聞くけど、あまり気にしないことにしています。まあ、ネタにされているうちが華ということで。ははは」

 これぞ大人の女。藤原紀香は美しくカッコいい。 (ペンとカメラ・永瀬白虎)

 ■ふじわら・のりか 1971年6月28日、兵庫県生まれ、41歳。92年、ミス日本グランプリを受賞。93年の東レキャンペーンガールなどを経て映画、ドラマ、CMなどで活躍中。

 2002年、アフガニスタンからの戦災リポート以来、国際活動や人道支援協力も行っている。19日から「地球VOCE」(テレビ東京系)の取材でアフリカ・モザンビークに1週間の強行軍ロケ中。『女と男の熱帯』(全6話)は、WOWOWで毎週日曜午後10時から放送中(無料放送の第1話は24日午後10時と27日午後0時から再放送)。