熱戦が続く五輪に株式市場も反応した。
重量挙げ女子48キロ級で銀メダルを獲得した三宅宏実(26)と父の義行コーチが所属するジャスダック上場の不動産運用、いちごグループホールディングスの株価が30日、取引開始直後に前週末終値比360円高(上昇率3・9%)の9500円まで持ち上がった。
「五輪開幕前に数多くの“関連銘柄”がピックアップされたが、いちごはほとんどノーマークだった。それだけに、サプライズの買いが入った」(銀行系証券)。買い一巡後にマイナスに転じる場面もあったが、110円高の9250円で午前の取引を終えた。
柔道男子66キロ級で銅メダルの海老沼匡が所属する東証1部の駐車場運営、パーク24の株価は小幅高で始まった後、マイナスに転じたが、準々決勝で負けの判定が覆ったように株価も粘りを見せ、午前の終値は7円高の1167円だった。
競泳の男子平泳ぎで100メートル決勝で5位に終わった北島康介らに水着を提供する東証1部上場のデサントは朝方6円高の471円まで上昇、午前の終値は3円高の468円だった。
「所属選手や契約選手の活躍で企業の知名度が上がるメリットは大きいが、業績に反映されるほどの効果がないと、株価もご祝儀買いの域を出ない」(同)との声も聞かれた。
ご祝儀ってことでぇ~豪華な刺身盛りを~どおぞぉ☆