
こんにちは。住宅アドバイザーの三十三です。
いつもご訪問して下さりありがとうございます。
今回は「断熱材は気密性が大切」ということで、断熱材の気密性のお話です。
冬の寒さを遮って、部屋の暖かさを保ってくれている断熱材。
その断熱材は気密性がなければせっかくの暖かさも逃げていってしまいます。
高価なダウンジャケットを着て、ファスナーを開けっぱなしにして「寒い寒い」と言っているようなものです。
ダウンジャケットを着て暖かく過ごすには、ファスナーを閉めること、気密性を保つことが大切です。
家の断熱材も同じことです。
下図をご覧ください。

図のように、家にとって断熱材はダウンジャケットのようなもので、家の中と外を仕切る重要な役割がありますが、日ごろは壁や天井裏に隠れて見えないため気になることはありません。
気になるのは、断熱材よりも窓ではないでしょうか。
特に冬は窓際が寒いので、窓ばかり目が向けられますが、実は断熱材にも大きな問題があります。
それは断熱材の工事です。
どんなに高性能な断熱材でもすき間ができてしまう工事をすればその性能がじゅうぶん発揮できません。

ダウンジャケットのファスナーが少し空いているイメージです。
特に決められたサイズの断熱材を、きっちり、ピッタリに取り付けることは、ほぼ不可能です。
その理由として、断熱材のサイズと取り付ける場所のサイズが合わないことや、断熱材を取り付ける壁の中や天井裏には、骨組みを支える金物や換気ダクト、電気配線など、断熱材を邪魔する部材が数多くあるからです。
だからと言って、無理やり押し込むと、今度は結露の原因になります。
断熱性能がじゅうぶんに発揮でき、すき間なくきっちり取り付けることができる断熱材は、セルロースファイバーか発泡ウレタンでしょう。
これらは、断熱する場所に直接吹き付けるので、どのような所にも完全に密着し、結露しない適切な密度で工事されます。
家づくりで大切なことは、お金の使い道です。
セルロースファイバーや発泡ウレタンの断熱材は他の断熱材と比べ割高ですが、その役目はきちんと果たします。
もちろん安いにこしたことはありませんが、安いからと言って断熱性能が発揮されなければもったいない気がします。
お話がそれましたが、セルロースファイバーや発泡ウレタンにも欠点がございます。
それは蓄熱です。
断熱材は夏の暑さをため込んでしまう性質があり、夏は家を暑くします。
ダウンジャケットを着たまま夏を過ごしているようなものです。
詳しいお話はこちらに載せています。
以上で終わります。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
他のブログも家づくりにご参考になれば嬉しく思います。
それではまた。
ご訪問ありがとうございました。
いつもご訪問して下さりありがとうございます。
今回は「断熱材は気密性が大切」ということで、断熱材の気密性のお話です。
冬の寒さを遮って、部屋の暖かさを保ってくれている断熱材。
その断熱材は気密性がなければせっかくの暖かさも逃げていってしまいます。
高価なダウンジャケットを着て、ファスナーを開けっぱなしにして「寒い寒い」と言っているようなものです。
ダウンジャケットを着て暖かく過ごすには、ファスナーを閉めること、気密性を保つことが大切です。
家の断熱材も同じことです。
下図をご覧ください。

図のように、家にとって断熱材はダウンジャケットのようなもので、家の中と外を仕切る重要な役割がありますが、日ごろは壁や天井裏に隠れて見えないため気になることはありません。
気になるのは、断熱材よりも窓ではないでしょうか。
特に冬は窓際が寒いので、窓ばかり目が向けられますが、実は断熱材にも大きな問題があります。
それは断熱材の工事です。
どんなに高性能な断熱材でもすき間ができてしまう工事をすればその性能がじゅうぶん発揮できません。

ダウンジャケットのファスナーが少し空いているイメージです。
特に決められたサイズの断熱材を、きっちり、ピッタリに取り付けることは、ほぼ不可能です。
その理由として、断熱材のサイズと取り付ける場所のサイズが合わないことや、断熱材を取り付ける壁の中や天井裏には、骨組みを支える金物や換気ダクト、電気配線など、断熱材を邪魔する部材が数多くあるからです。
だからと言って、無理やり押し込むと、今度は結露の原因になります。
断熱性能がじゅうぶんに発揮でき、すき間なくきっちり取り付けることができる断熱材は、セルロースファイバーか発泡ウレタンでしょう。
これらは、断熱する場所に直接吹き付けるので、どのような所にも完全に密着し、結露しない適切な密度で工事されます。
家づくりで大切なことは、お金の使い道です。
セルロースファイバーや発泡ウレタンの断熱材は他の断熱材と比べ割高ですが、その役目はきちんと果たします。
もちろん安いにこしたことはありませんが、安いからと言って断熱性能が発揮されなければもったいない気がします。
お話がそれましたが、セルロースファイバーや発泡ウレタンにも欠点がございます。
それは蓄熱です。
断熱材は夏の暑さをため込んでしまう性質があり、夏は家を暑くします。
ダウンジャケットを着たまま夏を過ごしているようなものです。
詳しいお話はこちらに載せています。
以上で終わります。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
他のブログも家づくりにご参考になれば嬉しく思います。
それではまた。
ご訪問ありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます