季節のレシピ “旬を食べる” 

その季節の旬菜を美味しく料理することとレシピを記録するブログです〜

春夏秋冬【夏至】

2024-06-21 11:36:23 | 日記

 今日は夏至です。

夏至は、太陽が最も高い位置に居て昼の時間が一番長い日。この時から「夏に至る」を意味するようです。

本格的な夏の始まりである「夏至」の行事食は?

幼いときから「冬至にはカボチャ」。今に至るまで毎年律儀に守ってきましたが、さて、夏至は。

調べてみました。地域的には冬瓜、タコ、半夏生餅・・・等々。ただ全国的に食べられているものは特にないようです。

夏至が田植え等の農作業の繁忙期と重なっていて、夏至独特の風習が生まれづらかったせいではとのこと(納得)。

しかし、最近の暑さは異常なほど体に厳しく、夏至の頃に「暑さへの備えのための一品」が必要ではありませんか。

「夏至に冬瓜」良い組み合わせと納得の一品でしたが、どこのスーパーにもまだ冬瓜が出ていませんでした(残念)。

 

○夏至に蛸を食す。(稲の根がタコの足のようにしっかり根を張るようにとの願いを込めて)

【タコのやわらか煮】

             

 醤油、酒、みりん、砂糖を同分量入れて味付けただし汁を煮立て、タコを入れて40分程度弱火でじっくり煮る。

 柔らかくて美味しいです(寿司屋のお通しのたこのやわらか煮が美味しくて自宅で作ってみました)

 

【つぎの 今が旬の食材は バジル】  (プランター栽培のバジル:大きくて柔らかく、肉厚でした)

          

○バジルソース

バジル(50g)、松の実(30~50g)、オリーブオイル100ml、ニンニク1~2片、味噌大さじ2  すべて入れてブレンダー等で攪拌する。

このバジルソースは味噌で味付けているのがミソ。最後にオリーブオイルを回しかけておく。マイルドで美味しいです。

ジェノベーゼソースパスタになりました。

              

 

梅仕事で仕込んだ梅シロップと梅干しです。【2週間経過】

          

○梅シロップ 

 エキスが絞り出された梅はしわしわ。梅を取る(煮沸した別の瓶に入替える。果肉や取り損ねたへたなども取り除ける)。加熱せずにこのまま飲んでいます。

○梅干し

 漬け込んで4日程度でひたひたに梅酢が上がって来ました。市販の梅干用赤しそを入れて重しを半分ほどに減らす。あとは梅雨明けを待って天日干しです。

○練り梅

 梅干しと同時に作った練り梅は2週間ほどで完食。塩分が控えめで梅酢の味わいを楽しめるためお酢の代用に使い切ってしまいました。

そこでスーパーで完熟梅を見かけた瞬間購入。今年2度目の練り梅作りになりました。

前回梅の皮剥きが大変でしたので、皮付きのまま練り梅作りにチャレンジ。味及び口当たりは、まあまあの出来映え。量も2割増しです。

五目稲荷になりました。寿司酢を使わずに練り梅で味付けしています。

           

                           


春夏秋冬【立夏から夏至に向かって】

2024-06-09 10:58:01 | 日記

 雨模様の日も多くなり、あと少しで梅雨入りですね。

そんな6月に入った途端 気持ちは「梅」「梅」・・・

さあ!梅しごとをしましょう。

先ずは、青梅で「梅酒」と「梅シロップ」  数日あけて、

完熟梅を見かけたら「梅干し」「練り梅」と「梅ジャム」です。

青梅は、なり口のへたをたけ串で取り、2時間程度水につけてから完全に水気を拭き取る。

【梅酒】梅1キロ 氷砂糖700~800g ホワイトリカー1.8リットル

 熱湯消毒した保存瓶に梅と氷砂糖を交互にいれて最後に氷砂糖。ホワイトリカーを注ぐ。

 日の当たらない所に保管します。

 半年後あたりから飲めますが、2~3年後のまろやかになったのを炭酸で割って楽しんでいます。

梅酒です。

【梅シロップ】梅2キロ 氷砂糖2キロ リンゴ酢500CC(お酢はお好みで。無くても大丈夫)

 梅酒と同様きれいな保存瓶に梅と氷砂糖を交互に入れ、最後は氷砂糖。ここにリンゴ酢を注いで保管。

 暑い夏に炭酸で割って飲みます。

 レモン果汁をプラスすると美味しいので、今年は最初からリンゴ酢を入れて作ってみました。

 ※氷砂糖を使うのは瓶底にたまっても固まらないため。

 

 

梅仕事の第2弾は、完熟梅です。

例年は、青梅しごとを済ませて一息入れて、それから完熟梅と言ったスピード感でしたのに。

今年は、梅が不作とのこと。無くならないうちに必要量を確保するべく慌ただしくスーパー巡り。

確かに出回っている量は少ないようでした。

梅干し用には大きくて良さそうなのを選びましたが、練り梅と梅ジャム用は南高梅の傷有りで十分かなと購入。

梅干し用3キロ(梅漬け用の赤じそも併せて購入) 練り梅用1キロ 梅ジャム用1キロ

【梅干し】 今年で2回目の梅干し作りです。昨年お初でしたが、上出来でした。今年も頑張ってみます。

 梅を洗い、傷付けないようへたを取り、水気を完全に拭き取る。

 風通しの良い場所で干す。

 漬物容器(梅酒用保存瓶で代用)は熱湯を注いで消毒後、焼酎で再度消毒。

 梅と塩(梅の量の15%)を交互に入れる。重しをして、保存。

 梅酢が上がってくるのを見守る。

 この後(まだまだ続く梅しごと)

 梅酢が上がってきたら赤しそ(市販の梅干し用の赤しそです。手抜きでごめんなさい。)を入れる。

 梅雨明けに土用干し(三日三晩天日干し)→保管→5~6月後に食べられる。

【練り梅と梅ジャム】

 練り梅 梅1キロ 梅干し用赤しそ(少々:お好みの味で)

     梅を洗い、へたを取り、皮をむいて、種を取り除く。

     耐熱容器に入れてふんわりラップをかけて電子レンジ600W、3分。

     あくを取って、かき混ぜ、再度ラップをして600W、3分。

     かき混ぜ、梅干し用の赤しそを加える。

     さらにラップをして600W,3~5分。

     水分が多いときはラップを取って、堅くなるまで温める。

 梅ジャム 梅1キロ グラニュー糖(味を見ながらお好みの甘さまで)

     へたを取った梅を鍋に入れて煮る。

     焦がさないよう気をつけながら、種を探して取り除く。

     好みの甘さまでグラニュー糖を加える。

練り梅と梅ジャムです(市販の梅干用赤しそです)

練り梅はパスタに入れて食べました。

鶏挽肉と練り梅のパスタ

オリーブオイルで鶏挽肉を炒めながら長ネギを加え、練り梅を加える。

パスタを入れる。

練り梅の塩味と酸味が良い味わいになります。最後に青しそをふんだんに載せる。