季節のレシピ “旬を食べる” 

その季節の旬菜を美味しく料理することとレシピを記録するブログです〜

春夏秋冬【立夏から夏至に向かって】

2024-06-09 10:58:01 | 日記

 雨模様の日も多くなり、あと少しで梅雨入りですね。

そんな6月に入った途端 気持ちは「梅」「梅」・・・

さあ!梅しごとをしましょう。

先ずは、青梅で「梅酒」と「梅シロップ」  数日あけて、

完熟梅を見かけたら「梅干し」「練り梅」と「梅ジャム」です。

青梅は、なり口のへたをたけ串で取り、2時間程度水につけてから完全に水気を拭き取る。

【梅酒】梅1キロ 氷砂糖700~800g ホワイトリカー1.8リットル

 熱湯消毒した保存瓶に梅と氷砂糖を交互にいれて最後に氷砂糖。ホワイトリカーを注ぐ。

 日の当たらない所に保管します。

 半年後あたりから飲めますが、2~3年後のまろやかになったのを炭酸で割って楽しんでいます。

梅酒です。

【梅シロップ】梅2キロ 氷砂糖2キロ リンゴ酢500CC(お酢はお好みで。無くても大丈夫)

 梅酒と同様きれいな保存瓶に梅と氷砂糖を交互に入れ、最後は氷砂糖。ここにリンゴ酢を注いで保管。

 暑い夏に炭酸で割って飲みます。

 レモン果汁をプラスすると美味しいので、今年は最初からリンゴ酢を入れて作ってみました。

 ※氷砂糖を使うのは瓶底にたまっても固まらないため。

 

 

梅仕事の第2弾は、完熟梅です。

例年は、青梅しごとを済ませて一息入れて、それから完熟梅と言ったスピード感でしたのに。

今年は、梅が不作とのこと。無くならないうちに必要量を確保するべく慌ただしくスーパー巡り。

確かに出回っている量は少ないようでした。

梅干し用には大きくて良さそうなのを選びましたが、練り梅と梅ジャム用は南高梅の傷有りで十分かなと購入。

梅干し用3キロ(梅漬け用の赤じそも併せて購入) 練り梅用1キロ 梅ジャム用1キロ

【梅干し】 今年で2回目の梅干し作りです。昨年お初でしたが、上出来でした。今年も頑張ってみます。

 梅を洗い、傷付けないようへたを取り、水気を完全に拭き取る。

 風通しの良い場所で干す。

 漬物容器(梅酒用保存瓶で代用)は熱湯を注いで消毒後、焼酎で再度消毒。

 梅と塩(梅の量の15%)を交互に入れる。重しをして、保存。

 梅酢が上がってくるのを見守る。

 この後(まだまだ続く梅しごと)

 梅酢が上がってきたら赤しそ(市販の梅干し用の赤しそです。手抜きでごめんなさい。)を入れる。

 梅雨明けに土用干し(三日三晩天日干し)→保管→5~6月後に食べられる。

【練り梅と梅ジャム】

 練り梅 梅1キロ 梅干し用赤しそ(少々:お好みの味で)

     梅を洗い、へたを取り、皮をむいて、種を取り除く。

     耐熱容器に入れてふんわりラップをかけて電子レンジ600W、3分。

     あくを取って、かき混ぜ、再度ラップをして600W、3分。

     かき混ぜ、梅干し用の赤しそを加える。

     さらにラップをして600W,3~5分。

     水分が多いときはラップを取って、堅くなるまで温める。

 梅ジャム 梅1キロ グラニュー糖(味を見ながらお好みの甘さまで)

     へたを取った梅を鍋に入れて煮る。

     焦がさないよう気をつけながら、種を探して取り除く。

     好みの甘さまでグラニュー糖を加える。

練り梅と梅ジャムです(市販の梅干用赤しそです)

練り梅はパスタに入れて食べました。

鶏挽肉と練り梅のパスタ

オリーブオイルで鶏挽肉を炒めながら長ネギを加え、練り梅を加える。

パスタを入れる。

練り梅の塩味と酸味が良い味わいになります。最後に青しそをふんだんに載せる。

 

 

 


春夏秋冬【春から立夏へ】

2024-05-18 09:46:40 | 日記

春になったと思っていたらいつの間にか「立夏」も過ぎようとしています。

まさに夏と思う日も度々、黄緑色だった街路所は日に日に青さを増してきました。

庭の植栽もクリスマスローズの茂みが赤紫のシランに代わり、いつしかピンクの皐月がほころび始めています。

柑橘類の白い小花やチェリーセージの赤い小花がよい香りを放ちながら風に揺れています。

至る所で芽吹き、花咲き、生き生きと成長する様に1年分の活力を充電するように深呼吸をします。

 

季節の移ろいを感じながら、今年最後の春の「山菜」と目に青葉・・・・「初かつお」を食べました。

5月の初めに群馬から大量の蕗が届きました。新聞に包まれた蕗が5包程です。

○蕗を食べる。

    

友人にもお裾分けをして、あとは何回かに分けて「塩をつけて板ずり→下ゆで(3分程度)」を繰り返します。

その日に料理する分を脇によけ、大きめのタッパーに茹でた蕗とかぶる程度の水を入れて、冷蔵庫保管。

多すぎるときには冷凍庫(料理するときのサイズに切ってから)保存。今年は今シーズンで完食でした。

    

まずは、【蕗と油揚げの煮物】

昆布と鰹節のだし汁、下ゆでした蕗と湯通した(油抜き)油揚げをみりんと醤油で煮ます。

写真は煮物用の昆布と茹でた絹さやを加えています。

 

【蕗の油炒め】下ゆでした蕗をごま油でさっと炒めた簡単な一品

ごま油で蕗を炒めて砂糖少々を振りかける。プライパンの端を使って適量の焦がし醤油を作り、蕗になじませる。

鰹だしを振りかけて味を調え、煎りごまをパラパラ。

香ばしく水っぽさのない仕上がりが美味しい。

 

○こごみを食べる。

長野の知り合いから「こごみ」が届きました。

  

良く洗ったこごみをさっと茹でて、ゆず胡椒で和えました。

食べるときにお好みでマヨネーズをつけてください。美味しいです。

 

○やっぱり木々が青々したら・・・「初がつお」

  

この時期 どのスーパーもカツオが一冊で沢山並んでいます。

そのまま食べるのも美味しいですが・・・

これは自宅でたたき風にしたカツオです。

一冊のカツオを小一時間ほど つけ汁(おろしニンニク、おろしショウガ、醤油)に漬け込む。

時々付け面を変えて、すべての面に味付けをする。

焼く寸前に煎りごまをフライを作るときのパン粉のように付ける。

ごま油でさっと焼く。冷めてから切る。

今回は新タマネギのスライスを付け合わせ。お好みでおろし生姜を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


春夏秋冬【春】

2024-04-27 11:35:05 | 日記

 四季折々の旬の食材を、素朴で簡素でずっと以前から伝わってきた何の変哲もない方法で調理して、しみじみ「○○になったね。初物だね」何て言いながらその季節を味わえたら、これってとても幸せなこと。幸せのお裾分け、できたらいいな!1

 

春の編

○蕗のとう   

      沢山あったのに写真はこれだけ。

→蕗味噌になりました。

 蕗のとうをよく洗い、沸騰したお湯にひとつまみ重曹を入れて2分ほど茹でる。(あく抜きの作業)。蕗のとうを冷水に取り、洗い流す。水を替えてもう一度洗い流してあく抜きをします。刻んでごま油で炒め、味噌、みりん、砂糖で味付けする。

     味噌、みりん、砂糖の量:お味はお好みで。 

 蕗味噌を使って、小さいときよく食べた群馬の郷土料理、じじ焼きを作ってみました。

                 懐かしく、美味しい!!

    蕗のとうを取った畑(?)は今こんな感じ。5月の蕗が楽しみ。       

     

 

○筍ご飯

やっぱり春は 筍ご飯

       

 健康のために雑穀米を使いました。

 筍は皮をむいて、お米のとぎ汁で下ゆで。鷹の爪も入れました。竹串が通るくらいまで茹でた筍、といだお米(雑穀米)、塩少々で炊き上げます。