キコリさんの「ザリガニ」を読んで
思い出したことがある。
「なぁ、ザリガニの《ザリ》ってなに?」
娘が5歳くらいの時の質問である。
私やそこにいた大人もわからなかった。
数日後娘の質問に答えてくれた人がいた。
「ねぇ、ザリガニの《ザリ》ってわかった?」
「わからない。」
「じゃあ、カニってどうやって歩く?」
(両手をチョキにして横に歩きながら)
「こうやって歩く。」
「じゃあ、ザリガニは?」
(両手をチョキにしてジャンプして体を曲げながら)
「ぴゅっ、ぴゅって後ろに行く。」
「そうそう!辞書で《ザリ》って調べててごらん。」
確かに。〔去ること〕〔後ろにさがること〕って書いてある。」
つまりザリガニとは《去り蟹》なのである。
でも、それ以上に私はその答えの与え方に感動した。
すべての答えを与えずに子供の思考力を刺激して
自ら答えを引き出す様な教え方。
そうして得られた答えには喜びも加えられる。
この話には続きがある。娘は教えてくれた。
「ザリガニを捕る時はザリガニの後ろに網を置いて
前から棒でおどかすの。そうしたらザリガニが
びっくりして、ぴゅって後ろに下がって
網に入ってくれるの。」
「そう、よかったね。(笑)」
まさに副産物、オマケつきだ。
思い出したことがある。
「なぁ、ザリガニの《ザリ》ってなに?」
娘が5歳くらいの時の質問である。
私やそこにいた大人もわからなかった。
数日後娘の質問に答えてくれた人がいた。
「ねぇ、ザリガニの《ザリ》ってわかった?」
「わからない。」
「じゃあ、カニってどうやって歩く?」
(両手をチョキにして横に歩きながら)
「こうやって歩く。」
「じゃあ、ザリガニは?」
(両手をチョキにしてジャンプして体を曲げながら)
「ぴゅっ、ぴゅって後ろに行く。」
「そうそう!辞書で《ザリ》って調べててごらん。」
確かに。〔去ること〕〔後ろにさがること〕って書いてある。」
つまりザリガニとは《去り蟹》なのである。
でも、それ以上に私はその答えの与え方に感動した。
すべての答えを与えずに子供の思考力を刺激して
自ら答えを引き出す様な教え方。
そうして得られた答えには喜びも加えられる。
この話には続きがある。娘は教えてくれた。
「ザリガニを捕る時はザリガニの後ろに網を置いて
前から棒でおどかすの。そうしたらザリガニが
びっくりして、ぴゅって後ろに下がって
網に入ってくれるの。」
「そう、よかったね。(笑)」
まさに副産物、オマケつきだ。