久しぶりに拓郎さんのアルバム『Long time no see』を聴いています。
1995年6月21日リリース
拓郎49歳
収録曲
1 とんと御無沙汰
2 寂しいしき街
3 夢見る時を過ぎて
4 オーボーイ
5 マスターの独り言
6 君の速さで
7 永遠の嘘ついてくれ
8 生きていなけりゃ
9 月へ
10 夕陽と少年
その中の1曲
淋しき街 吉田拓郎
この曲の歌詞カードの冒頭に
詞中「理由もなくここはTokyo」は、故安井かずみさんのアイディアによるものです。
そんな言葉が書かれています。
1986年にリリースした『サマルカンド・ブルー 』
加藤和彦さんと安井かずみさんが作詞・作曲に加わったアルバム
その時没になったのが「わけもなくTOKYO」という作詞が安井かずみさんの曲だったとか
9年後新しい曲で息を吹き返したのですね。
安井かずみさんは1994年に亡くなってしまって
若い頃から姉のような朋友のような人
その彼女を亡くした拓郎
当時は個人事務所もやめ孤独の中にいた
そんな心情も見え隠れする曲です
この場所に居れば悲しくはない
たそがれた友情もあるし 誰かがきっと会いに来るはず
失ったものは少なくない それでも過去と寝るなんて
このまま何かを待つなんて
理由もなくここはTokyo
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