雪の多い私の住む処
秋の終わりからそして冬
私の家籠り
本を読んだり映画を観たり、たまに出かけたり
もうじきこんなゆったりした生活も、終わってしまう
今までは文庫本を買って読んでましたが、最近はもっぱら地元の図書館から本を借りています。
ほとんどが単行本
もう今年だけで68冊読んでました。
先日借りた、新刊の棚にあった「直木賞受賞」そんな1冊
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/bc/d09c6bce3cc6c7c4e5eea897412458dd.jpg)
『しろがねの葉』
第168回直木賞受賞作!
男たちは命を賭して穴を穿つ。
山に、私の躰の中に――
戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。
天才山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、銀山の知識と未知の鉱脈のありかを授けられ、女だてらに坑道で働き出す。
しかし徳川の支配強化により喜兵衛は生気を失い、ウメは欲望と死の影渦巻く世界にひとり投げ出されて……。
生きることの官能を描き切った新境地にして渾身の大河長篇!
とにかく面白かった
読み終えてしまうのが勿体ない
そんな小説に久々に出会った
何日かたった今でもまだウメの姿、息遣いを追っているよう
強烈な
色と匂い
土、汗、男、風、女、血、緑、水、空、間歩
それらのすべてが匂いとともに感じられる、描写が素晴らしい
肌から鼻から映像として読んでる自分にも感じる
真っ赤に染まる躑躅
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/fc/e8881b026139238a1024f26e4e49de0e.jpg)
烏野豌豆、柄のころ草、ドクダミ、蛍袋,山茶花、椿
山に自生する草花が鮮やかに見えてくる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/6e/806f456415223634eca345691c8ac0b8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/1e/8ad13a2c7fb7ca7164ebd92fd9a8740b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/71/f5547494a42784bdb215cd78ab98c2a9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/24/ddeb1ba6dfd9c13358aaca4ab167bdb5.jpg)
ウメが幼い頃、喜兵衛に教えてもらった「薫風」という風
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/41/b7f5f9bbbe5f1c672b1f8366c320ffa0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/db/33b28cb46d3664e98613265f4bba1d81.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/71/f5547494a42784bdb215cd78ab98c2a9.jpg)
(私が季節季節に撮った写真です)
作者は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/38/4b5549d8bc411c5f539d681f99bbcee2.jpg)
千早茜(ちはや・あかね)
作家
1979年北海道生まれ。2008年『魚神』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同作で泉鏡花文学賞受賞。13年『あとかた』で島清恋愛文学賞受賞。14年『男ともだち』が直木賞と吉川英治文学新人賞候補となる。21年『透明な夜の香り』で渡辺淳一文学賞、22年刊行の『しろがねの葉』で第168回直木賞。他の著書にエッセイ『わるい食べもの』、小説に『西洋菓子店プティ・フール』『犬も食わない』(共著・尾崎世界観)、『ひきなみ』(KADOKAWA)など。
構想のきっかけは、2008年の作家デビューから数年後。観光で訪れた石見銀山で、劣悪な環境で働く銀掘(かねほり)の短命をたとえた「銀山の女性は3人の夫を持つ」という言い習わしを耳にした。いつか作品にと
実は、鉱山で父が若い頃働いていました。
3交代の仕事
当時、父のこの仕事の苦労はよく知らず・・・
肺を痛めることなく、他に病気はしたけど、今も父は元気でいます
父が掘った、銀の鉱石、実家にそういえばあったような
大きな水晶は私に
今も玄関で輝いています。
この本のタイトル
「しろがねの葉」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/51/037a5f16351fe4af6a93aee62cdfece3.jpg)
シダの一種でヘビノネゴザ(蛇の寝茣蓙)
この葉の葉脈に銀色の粉が
銀を吸い上げ月に瞬く葉
そんな銀がある場所を教えてくれる暗号のような葉
暗号といったらまさしく
KinKi Kids「銀色 暗号」from KinKi Kids Concert
KinKi Kids「銀色 暗号」
作詞 堂本剛
作曲 堂本光一
2007年リリース
寒風に
あなた放った言の葉
一瞬ね
四季たちが 揺れて死んだ
KinKi Kids「銀色 暗号 -YouTube Original Live-」
鮮やかな夜が
零している 銀色 暗号
問いたださないで
壊れるから
二人の詞と曲
二人の感性がみごとに融合した曲です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/0c/1a55a3b2239fc20f9ec0ab234ed3343b.jpg)
秋の終わりからそして冬
私の家籠り
本を読んだり映画を観たり、たまに出かけたり
もうじきこんなゆったりした生活も、終わってしまう
今までは文庫本を買って読んでましたが、最近はもっぱら地元の図書館から本を借りています。
ほとんどが単行本
もう今年だけで68冊読んでました。
先日借りた、新刊の棚にあった「直木賞受賞」そんな1冊
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/bc/d09c6bce3cc6c7c4e5eea897412458dd.jpg)
『しろがねの葉』
第168回直木賞受賞作!
男たちは命を賭して穴を穿つ。
山に、私の躰の中に――
戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。
天才山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、銀山の知識と未知の鉱脈のありかを授けられ、女だてらに坑道で働き出す。
しかし徳川の支配強化により喜兵衛は生気を失い、ウメは欲望と死の影渦巻く世界にひとり投げ出されて……。
生きることの官能を描き切った新境地にして渾身の大河長篇!
とにかく面白かった
読み終えてしまうのが勿体ない
そんな小説に久々に出会った
何日かたった今でもまだウメの姿、息遣いを追っているよう
強烈な
色と匂い
土、汗、男、風、女、血、緑、水、空、間歩
それらのすべてが匂いとともに感じられる、描写が素晴らしい
肌から鼻から映像として読んでる自分にも感じる
真っ赤に染まる躑躅
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/fc/e8881b026139238a1024f26e4e49de0e.jpg)
烏野豌豆、柄のころ草、ドクダミ、蛍袋,山茶花、椿
山に自生する草花が鮮やかに見えてくる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/6e/806f456415223634eca345691c8ac0b8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/1e/8ad13a2c7fb7ca7164ebd92fd9a8740b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/71/f5547494a42784bdb215cd78ab98c2a9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/24/ddeb1ba6dfd9c13358aaca4ab167bdb5.jpg)
ウメが幼い頃、喜兵衛に教えてもらった「薫風」という風
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/41/b7f5f9bbbe5f1c672b1f8366c320ffa0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/db/33b28cb46d3664e98613265f4bba1d81.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/71/f5547494a42784bdb215cd78ab98c2a9.jpg)
(私が季節季節に撮った写真です)
作者は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/38/4b5549d8bc411c5f539d681f99bbcee2.jpg)
千早茜(ちはや・あかね)
作家
1979年北海道生まれ。2008年『魚神』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同作で泉鏡花文学賞受賞。13年『あとかた』で島清恋愛文学賞受賞。14年『男ともだち』が直木賞と吉川英治文学新人賞候補となる。21年『透明な夜の香り』で渡辺淳一文学賞、22年刊行の『しろがねの葉』で第168回直木賞。他の著書にエッセイ『わるい食べもの』、小説に『西洋菓子店プティ・フール』『犬も食わない』(共著・尾崎世界観)、『ひきなみ』(KADOKAWA)など。
構想のきっかけは、2008年の作家デビューから数年後。観光で訪れた石見銀山で、劣悪な環境で働く銀掘(かねほり)の短命をたとえた「銀山の女性は3人の夫を持つ」という言い習わしを耳にした。いつか作品にと
実は、鉱山で父が若い頃働いていました。
3交代の仕事
当時、父のこの仕事の苦労はよく知らず・・・
肺を痛めることなく、他に病気はしたけど、今も父は元気でいます
父が掘った、銀の鉱石、実家にそういえばあったような
大きな水晶は私に
今も玄関で輝いています。
この本のタイトル
「しろがねの葉」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/51/037a5f16351fe4af6a93aee62cdfece3.jpg)
シダの一種でヘビノネゴザ(蛇の寝茣蓙)
この葉の葉脈に銀色の粉が
銀を吸い上げ月に瞬く葉
そんな銀がある場所を教えてくれる暗号のような葉
暗号といったらまさしく
KinKi Kids「銀色 暗号」from KinKi Kids Concert
KinKi Kids「銀色 暗号」
作詞 堂本剛
作曲 堂本光一
2007年リリース
寒風に
あなた放った言の葉
一瞬ね
四季たちが 揺れて死んだ
KinKi Kids「銀色 暗号 -YouTube Original Live-」
鮮やかな夜が
零している 銀色 暗号
問いたださないで
壊れるから
二人の詞と曲
二人の感性がみごとに融合した曲です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/0c/1a55a3b2239fc20f9ec0ab234ed3343b.jpg)
この楽曲はつよしくんが前面に出ていて良いですが最近アップしたのは光一くん歌い出しで不満な声があります。
私はどれもソロパートつよしくんにして欲しいですがJ事務所は
どうもメインボーカル決めないらしいで残念です。
ドクダミ良いですね。前北東部に住んでいた頃根っこ日本から持って来て植えて結構増えました。今は気候が合わず育たないです。
才能があったのですね。
私が初めて剛君の歌の上手さを認識したのは「愛のかたまり」でした。
光一君がいてのkinkiの歌なんですよね。
ドクダミ、根っこを持っていかれたのですね。薬草にもなり、繁殖力が強くても、乾燥が強いとこでは育たないのですね。
私は庭に咲いたドクダミを、虫よけや病気予防に畑のマルチ代わりにしたりします。(草でカバー)
つよしくんも良い人いたら結婚しても良い年ですね。
つよしくんファンの方と光一ファンの方と前から色々あったみたいです。
結構意地悪な性格知ってしまい私もつよしくん側です。
ソロ活動オンリーにして欲しいくらいです。
今ネット見たら、そうみたいですね。
もう二人は40歳過ぎてるもの、結婚も視野に入れていいですよね。
二人はファンが仲たがいするのは望んではいないでしょうね。
ご紹介の「しろがねの葉」
図書館に予約入れましたけど、蔵書19冊に対して予約数261ですって!待っているうちに文庫化されそうですが、とりあえず気長に待つことにします。
こにさんも図書館をたくさん利用されてるのですね。私も最初はポイント溜まったので文庫本買ってたのですが、節約をと、
地元にすごく有名な作家が関係する図書館あるんですよ。1冊借りるとスタンプがたまって、それで地元のお店で割引受けれたり。ソフトクリームをもう何個も食べてしまいました。
蔵書19冊に対して予約数261!!ですか
やっぱりすごい人気ですね。
私のとこは人口も少ない事もあって、その日は2週間、棚入れ替えの休日の後。
あまり目立たない「直木賞受賞」の栞の上にこの本が
それこそ銀色に控えめに光ってました。
ぜひ、いつか読んでみてくださいね。
hide39935さんも図書館派でしたか
新刊や読みたい本もリクエストできるのがまた魅力ですよね。
また自分があまり読まない分野の本で、すごくいい本に出会えたらまた嬉しいものです。
「しろがねの葉」ぜひ、読んでみてくださいね。