タイの成長率はアジア通貨危機以来の落ち込みに
(3/8「アイザワ証券アジアマンスリー3月号」より抜粋)
「タイの2020年実質GDP成長率(年間)は、前年比-6.1%と11年ぶりのマイナス幅であった。
11年前といえばタイ発のアジア通貨危機が起こった時で、当時は各国が通貨の混乱や経済の落ち込みなど大きなダメージを受けた。」
「タイはアジア新興国の中でも経済の輸出依存度が相対的に高く、世界経済の影響を受けやすい国のひとつだ。
世界的には中国をはじめ多くの国で需要の回復が見え始めているが、タイ経済にとってもうひとつの牽引役であった観光関連産業についても本格回復は期待しづらく、政府は観光客がコロナ前の水準を回復するのは早くても2024年になる、との見通しを示している。」
「景気低迷、通貨高、政治情勢と不安の多いタイだが、地理的な面や産業集積度などから見ても、タイがASEANの中で重要であることには変わりない。
直近は、タイのセントラルグループなど大手小売りがベトナムに進出するというケースも増えてきた。」
タイ株は上がるだけと、楽観的に考えてみる。
<年初来騰落率>(2021年2月末、アイザワ証券調べ)
タイSET:+3.27%
ベトナムVN:+5.85%
日経平均:+5.55%
NYダウ30:+1.06%
THB/JPY≒3.545
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(3/8「アイザワ証券アジアマンスリー3月号」より抜粋)
「タイの2020年実質GDP成長率(年間)は、前年比-6.1%と11年ぶりのマイナス幅であった。
11年前といえばタイ発のアジア通貨危機が起こった時で、当時は各国が通貨の混乱や経済の落ち込みなど大きなダメージを受けた。」
「タイはアジア新興国の中でも経済の輸出依存度が相対的に高く、世界経済の影響を受けやすい国のひとつだ。
世界的には中国をはじめ多くの国で需要の回復が見え始めているが、タイ経済にとってもうひとつの牽引役であった観光関連産業についても本格回復は期待しづらく、政府は観光客がコロナ前の水準を回復するのは早くても2024年になる、との見通しを示している。」
「景気低迷、通貨高、政治情勢と不安の多いタイだが、地理的な面や産業集積度などから見ても、タイがASEANの中で重要であることには変わりない。
直近は、タイのセントラルグループなど大手小売りがベトナムに進出するというケースも増えてきた。」
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<年初来騰落率>(2021年2月末、アイザワ証券調べ)
タイSET:+3.27%
ベトナムVN:+5.85%
日経平均:+5.55%
NYダウ30:+1.06%
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