【タイGDP】10-12月期は前年同期比+4.0%増~輸出と民間消費が堅調で2期連続の4%成長

10-12月期は成長率が小幅に低下したものの、4%程度の高水準を維持した。投資は依然として低調に推移しているものの、輸出の好調と民間消費の回復が景気に明るさをもたらしている。
民間消費も堅調に拡大している。
訪タイ外国人観光客数の増加を背景に、非農業部門の収入は観光関連のサービス部門を中心に増加傾向を続けている。
一方、投資は依然として低調だ。
先行きのタイ経済は、高成長を記録した17年から成長ペースが落ちるだろうが、3%台後半の堅調な伸びを維持しそうだ。
良好な経済環境が続くと見込まれる一方で、政治の動きは不透明化しつつある。高級腕時計を所持していたプラウィット副首相の不正疑惑により、軍政に対する抗議活動が拡大、国民の間で総選挙実施を求める声は高まってきている。
総選挙の実施時期を巡っては、昨年10月にプラユット首相が18年11月に行なうと述べていたものの、その後政府は19年1~2月へと延期する見通しを示している。今後、抗議集会やデモが拡大することになれば、軍事政権は自らを支持する翼賛政党結成のための時間稼ぎをいつまでも続けることは難しくなるだろう。またデモ参加者と治安当局の衝突に発展する展開にも注意が必要だ。
(2/19、ニッセイ基礎研究所リポート)
タイSET指数 1808.06
恐怖指数VIX 16.49(<20)
THB/JPY 3.40・・・
今年度も、あと1ケ月。
1年って、あっという間だよね。
早いよなぁ。
押してね!





10-12月期は成長率が小幅に低下したものの、4%程度の高水準を維持した。投資は依然として低調に推移しているものの、輸出の好調と民間消費の回復が景気に明るさをもたらしている。
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総選挙の実施時期を巡っては、昨年10月にプラユット首相が18年11月に行なうと述べていたものの、その後政府は19年1~2月へと延期する見通しを示している。今後、抗議集会やデモが拡大することになれば、軍事政権は自らを支持する翼賛政党結成のための時間稼ぎをいつまでも続けることは難しくなるだろう。またデモ参加者と治安当局の衝突に発展する展開にも注意が必要だ。
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