この日記にも書きましたが、最近土人形にはまりつつありまして。
今回、偶々雑誌で見かけたおきつねさんが「伏見人形」だったのですが、
とても赴きもあり、可愛くもあり。気になっておりました。
それより以前にも、テレビで住吉大社だったかな・・?
神社の商店街に、おきつねの土人形がずらっと並んでいるのが映し出され。
めちゃめちゃかわいいやん!・・・と。
1体もいいですが、ずらりと並ぶと圧巻ですね、笑。
そんな出会いもあり。
今回は伏見稲荷近辺を散策しつつ見て周り、ブラブラと京都散策をしていた所
偶々似たような人形が飾られた店へ、フラリと入りました。
三条近くにある古いお店なのですが。
ショウウインドウの、このおかめさんに吸い寄せられまして。
お店のご主人に「伏見人形はないんですか?」と尋ねてみると
「そんな伏見人形なんて置いてないよ、うちは。」といったようなご回答。
・・・ん?
続いてご主人「あんた伏見人形手どんなか知ってるか?」やら
「うちは京人形やから」といったような何とも引っかかるご返答。
まるで伏見人形を小ばかにしたような・・・汗。
ぶっちゃけ、何も知らんと買おうとしてないか?みたいなね・・・・
まぁはっきりと「あんた伏見人形てどんなか知ってるんの?」とも言われましたしね・・。
会話をしていたのはあたくしとご主人なのですが、友人はちょっと不機嫌気味に、笑。
古いパンフを店の奥から持って来て説明してくれたり。
家の中側にある古い恵比寿さんを懐中電灯を点けて見せてくれたり。
まぁ、うちは老舗やから~的なアピールを言葉の端々に感じつつ~。
口では小ばかにしているんですが、何時もはイラッとするわたくし。
今回は、なぜだかお話を聞く気になってました。
なんというのか・・・・言葉や言い方は問題ありだったんですが、
反面、人形屋さんのプライドであったり、
教えたろか?的な言動や行動が、誤解されやすいのかも・・・と。
プライドは高いけど、でも説明したり話すのは好きなのかな?と。
まぁ典型的な昔の「上から目線」じいさんでした、笑。
でも不思議とイラッとはきませんでした。
聞いてくるんか?しゃーない、このワシが教えたるわ。
そんな感じでしたが、聞かれるのはまんざらじゃないんですよね・・・。
だからご自慢の古い恵比寿さんを見せてくれたり、パンフ持ってきてくれたり。
それが逆に人間らしくてかわいい爺さんに思えてしまいました、笑。
一番安いので申し訳なかったのですが、おかめさんが可愛かったので
お持ち帰りしてきました。
やはり京人形は繊細ですね。逆に土人形の原点でもある伏見人形は少々荒め、笑。
でも手作りのぬくもりを感じるのは悪くないです。
今月の京の思い出として
伏見人形と並べて、暫く愛でたいと思います。
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