お待たせしました、ついにハイギヤード化の完成です!
方法は通常のファイナルギヤで二次減速比を高くするのではなく一次減速側のドリブンスプロケットを30Tから22Tに変更することでギヤ比を高くしました。
ギヤ比が決まるスプロケの歯数については、内部にはチェーンをアジャストする調整機能が無いのでチェーンの長さで決まります。
チェーンは基本2コマずつしか詰めれないのでその倍数4を引いた26T・22T・18T(それ以下は現実的ではない)の3つしか選択肢はありません。
その場合のギヤ比は26Tが1.15倍、22Tが1.36倍、18Tが1.67倍、考えるまでもなく22Tで決まりです。
当初はスプロケを自分で加工するつもりでこの方法を思い付いたのですが、実際にやってみると焼きが入っているため通常の工具では全く刃が立ちません。
そこでレーザーかワイヤーカットでノーマルのスプロケを加工してもらえる工場を探し始めたのですが、センターが出ない等々の理由で断られます。
しかし、あとで気付いたのですがスプロケを22Tまで小さくすると内側の凸っと盛り上がった部分に山がかかってしまうので断られて助かりました。
その後も紆余曲折あり、最終的にスプロケットのみ新規製作でノーマルと交換することが可能な工場へ依頼することに。
そこはバイク部品を取り扱っているところで用途もしっかり把握した上で製作&加工して頂けたのでとても助かりました♪
そしてこれが完成品です。
ノーマルと比較するとこれだけ違います。
スプロケの次はチェーンの切り詰めなのですが・・・ここでもまた難題に。
問題はこのチェーン自体、サイズが特殊なためジョイントリンクが見つかりません。
なのでメーカーに直接問い合わせたら下記のような返信がとどきました。
---------------------------------------------------------------------------
270H等の小ピッチチェーンはエンジン内部のタイミングチェーンに
使用される事が多いため、安全上、ジョイントがございませんので
切りつなぎは出来ません。
またエンジンチェーンはメーカー納入、またはパーツメーカーへの
ロット単位の納入のみとなっており、補修品の販売は行っておりません。
---------------------------------------------------------------------------
要するに「切り繋ぎは出来ないし特注も受け付けない」ということ(汗)
しょうが無いのでいつものように自己責任、4コマカットです。
さすがに機械がないと加工できないので知り合いのバイク屋さんで圧入機を借りてなんとか形になりました。
スプロケとチェーンが揃ったのでハミングのケースで仮合わせしてみます。
とりあえず装着はできました。
しかしスプロケのピッチが微妙に広いみたいでチェーンの動きが気持ちギクシャクしている感じ。
なのでリューターで少しずつ削ってスムーズに動くまで調整しました。
実は今回製作したスプロケの形状や寸法は全て自分で決めて依頼したのでこの程度の加工で納まったので正直ホッとしています。
もし工場から届いた状態でポン付けできたらCAD図を公開しようと思っていたのですが、加工が必要になってしまったので止めておきます。
続いて交換作業に。
モトコンポのミッションケースを開けるのは久しぶり、軽量クラッチが入っていたことはすっかり忘れてました。
でも確か足漕ぎアシストをした記憶が無いので効果はあるはずです。
ちなみに右下の変な物体はクラッチを外すためのオリジナル工具、クラッチプレートの穴にM6ボルトの頭を引っ掛けて中心のM12ボルト閉め込んでいくと外れます。
組み替えるとこんな感じ。
スプロケ左の突起の上部にチェーンが擦っている気がしますがこのまま続行!
少し走ってから確認することにします。
あとはカバーを付ければ終わりですが、この日のために準備をしていた物があります♪
再塗装したハミングのカバーと新品ガスケットです。
キックのアッセンブリーはモトコンポのカバーから外すのも面倒なのでハミング用を使いました。
カバーを付けたらオイルを注入して完成。
エンジンを掛けてしばらく暖気。
そして緊張のスタート・・・出足悪!久しぶりの足漕ぎスタート(苦笑)
でも20km/h以上なら車の流れに乗って走れます。
パワーバンドは40km/hあたりからで60km/h走行も平気♪
気になる最高速は・・・吹け切りません!サイクルメーターで68km/hがやっと。
でも通常のメーターなら1割増しで75km/hくらいになってるのかな?
あとは最初から分かっていたことですが、ノーマル脚での高速走行はハンパじゃ無く怖い!下手な絶叫マシンよりも恐怖とドキドキ感を味わえます。
という訳で、高速走行はナンバーも黄色くなった1号機に任せましょう。
そして2号機のつぎの課題は出足ですね、軽量クラッチでここまで遅いとやはり定番の2段変速を入れるしか無いでしょうか?
まぁそれは最後の手段ということにして別の方法をチョット模索してみます。
キタイシナイデネ
方法は通常のファイナルギヤで二次減速比を高くするのではなく一次減速側のドリブンスプロケットを30Tから22Tに変更することでギヤ比を高くしました。
ギヤ比が決まるスプロケの歯数については、内部にはチェーンをアジャストする調整機能が無いのでチェーンの長さで決まります。
チェーンは基本2コマずつしか詰めれないのでその倍数4を引いた26T・22T・18T(それ以下は現実的ではない)の3つしか選択肢はありません。
その場合のギヤ比は26Tが1.15倍、22Tが1.36倍、18Tが1.67倍、考えるまでもなく22Tで決まりです。
当初はスプロケを自分で加工するつもりでこの方法を思い付いたのですが、実際にやってみると焼きが入っているため通常の工具では全く刃が立ちません。
そこでレーザーかワイヤーカットでノーマルのスプロケを加工してもらえる工場を探し始めたのですが、センターが出ない等々の理由で断られます。
しかし、あとで気付いたのですがスプロケを22Tまで小さくすると内側の凸っと盛り上がった部分に山がかかってしまうので断られて助かりました。
その後も紆余曲折あり、最終的にスプロケットのみ新規製作でノーマルと交換することが可能な工場へ依頼することに。
そこはバイク部品を取り扱っているところで用途もしっかり把握した上で製作&加工して頂けたのでとても助かりました♪
そしてこれが完成品です。
ノーマルと比較するとこれだけ違います。
スプロケの次はチェーンの切り詰めなのですが・・・ここでもまた難題に。
問題はこのチェーン自体、サイズが特殊なためジョイントリンクが見つかりません。
なのでメーカーに直接問い合わせたら下記のような返信がとどきました。
---------------------------------------------------------------------------
270H等の小ピッチチェーンはエンジン内部のタイミングチェーンに
使用される事が多いため、安全上、ジョイントがございませんので
切りつなぎは出来ません。
またエンジンチェーンはメーカー納入、またはパーツメーカーへの
ロット単位の納入のみとなっており、補修品の販売は行っておりません。
---------------------------------------------------------------------------
要するに「切り繋ぎは出来ないし特注も受け付けない」ということ(汗)
しょうが無いのでいつものように自己責任、4コマカットです。
さすがに機械がないと加工できないので知り合いのバイク屋さんで圧入機を借りてなんとか形になりました。
スプロケとチェーンが揃ったのでハミングのケースで仮合わせしてみます。
とりあえず装着はできました。
しかしスプロケのピッチが微妙に広いみたいでチェーンの動きが気持ちギクシャクしている感じ。
なのでリューターで少しずつ削ってスムーズに動くまで調整しました。
実は今回製作したスプロケの形状や寸法は全て自分で決めて依頼したのでこの程度の加工で納まったので正直ホッとしています。
もし工場から届いた状態でポン付けできたらCAD図を公開しようと思っていたのですが、加工が必要になってしまったので止めておきます。
続いて交換作業に。
モトコンポのミッションケースを開けるのは久しぶり、軽量クラッチが入っていたことはすっかり忘れてました。
でも確か足漕ぎアシストをした記憶が無いので効果はあるはずです。
ちなみに右下の変な物体はクラッチを外すためのオリジナル工具、クラッチプレートの穴にM6ボルトの頭を引っ掛けて中心のM12ボルト閉め込んでいくと外れます。
組み替えるとこんな感じ。
スプロケ左の突起の上部にチェーンが擦っている気がしますがこのまま続行!
少し走ってから確認することにします。
あとはカバーを付ければ終わりですが、この日のために準備をしていた物があります♪
再塗装したハミングのカバーと新品ガスケットです。
キックのアッセンブリーはモトコンポのカバーから外すのも面倒なのでハミング用を使いました。
カバーを付けたらオイルを注入して完成。
エンジンを掛けてしばらく暖気。
そして緊張のスタート・・・出足悪!久しぶりの足漕ぎスタート(苦笑)
でも20km/h以上なら車の流れに乗って走れます。
パワーバンドは40km/hあたりからで60km/h走行も平気♪
気になる最高速は・・・吹け切りません!サイクルメーターで68km/hがやっと。
でも通常のメーターなら1割増しで75km/hくらいになってるのかな?
あとは最初から分かっていたことですが、ノーマル脚での高速走行はハンパじゃ無く怖い!下手な絶叫マシンよりも恐怖とドキドキ感を味わえます。
という訳で、高速走行はナンバーも黄色くなった1号機に任せましょう。
そして2号機のつぎの課題は出足ですね、軽量クラッチでここまで遅いとやはり定番の2段変速を入れるしか無いでしょうか?
まぁそれは最後の手段ということにして別の方法をチョット模索してみます。
キタイシナイデネ
でも50kmも出ればそれほど迷惑にはなりませんよね。
それはそうと荒畑チャンバー出品されてますね、
6万くらいと予想しますが、いくらまで上がるか楽しみです。
私のモトコンポは50kmしかでませんが、それでも怖いと感じた時がありました。
車の流れに乗れるスピードあるといいですね~
私は必ず後ろに渋滞ができます。。。