ピーチ航空32便 台湾高雄発大阪関西行で関西空港に帰ってきた
第2ターミナルのリムジンバス乗り場は、国際線出口から駐車場を挟んで反対側の国内線出口側にある。スーツケースをごろごろ曳いて駐車場内の歩道を渡り、リムジンバス乗り場まで来た。大阪梅田行きは1番乗り場でバス乗り場の先頭にあった。
エアロプラザに行く連絡バスの乗り場には多くの人が並んでいたが、大阪梅田行きリムジンバスの乗り場は十数人程度で、次の1台のバスで全員乗れるだろう。
ターミナルビル側にある高速バス乗車券の自動販売機で、梅田行きのチケットを買った。1人1800円。大阪までJR特急はるかに乗ると運賃と特急券でもっとかかるし、南海のラピートでも難波から梅田までは地下鉄になるので、運賃は同じぐらいかかるだろう。バスで梅田まで行くと1時間ほどかかる。所要時間は電車の方がやや短いだろう。
バスが来た。大阪梅田行バスの行き先は、阪急大阪梅田駅近くの新阪急ホテル前と、JR大阪駅近くのハービス大阪である。荷物を荷物室に入れるときに、どちらに行くか聞かれて、行き先のタグが荷物に付けられ、番号が書いてある紙片を受け取る。そして車内に入った。バスの入口でチケットは回収される。チケットが必要な範囲は自動販売機からバスの入口までの数メートル間であった。座席は座り心地の良いシートだった。
バスが出発した。次に第1ターミナルに寄る。第2ターミナルから第1ターミナルに行くには、空港内をぐるっとまわって行く。それだけで数分かかった。第1ターミナルのバス乗り場には10人ぐらいしか待っていなかった。第1ターミナルからだと鉄道の駅が近いので、鉄道に乗る人が圧倒的に多いのだろう。
リムジンバスはICカードなどのタッチ決済に対応しているが、ときどき使えない決済の種類がある。その時は、自動販売機でチケットを買ってくるように運転手さんに言われる。第2ターミナルから乗ると好きな席に座れるが、第1ターミナルから乗ると、席が空いていなくて補助席に座らなければならない場合もあるようだ。同じ運賃を払っているのに不公平である。
出発した。空港連絡橋を渡って阪神高速を通って、走り続けてJR大阪駅近くで高速道路を降りた。ヨドバシカメラ梅田店のまわりをまわって、新阪急ホテル前に着いた。バスから降りると、ここで降りる人の荷物が縁石に沿って並べられていた。荷物を預ける時にもらった番号が付いた券を係員に見せて、自分の荷物を取り上げた。阪急大阪梅田駅はすぐ近くだった。関西空港便のリムジンバスには今まで乗ったことがなかったが、なかなか楽だった。