4月4日に長野県大町市の「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」で行われた第62期十段戦第三局の結果。
240手まで行ったところで黒番・井山王座が投了した。
昨日のことなのでこの対局を囲碁ソフトの分析機能でどこが勝負の分かれ目だったかを観てみた。
囲碁ソフトによると最初の「悪手」が39手目だという。
なのでこの39手目を別の手を打ちそこから囲碁ソフトの自動対局にしてみた。
するといくつかの候補手でやってみても最後は白番の勝ちになった。
囲碁ソフトの打つ手はあくまで参考とは言え終局で白番の勝ちというのはそれ以前に要因が有ったかもしれない。
私ごときでは解らないがもしかしたら左辺の押しが後々の勝負に影響したのかもしれない。
中盤以降は目算が難しい展開だったようでその辺りの読みの差が芝野十段優勢で進んで行った気もする。
YouTubeで観ていても井山王座も何となくだが「らしさ」があまりなかったように見えた。
これで芝野十段は2勝1敗のあと1勝で防衛となる。
第四局は4月15日に日本棋院関西総本部で行われる。
地元なので井山王座には勝って欲しいところだ。
そして最終局の第五局で決着をつけて欲しい。
というわけで昨日の十段戦第三局についてでした。
それではごきげんよう👋