「山下清」の絵を見て

放浪の天才画家「山下清」の絵を、山形美術館で見てきました。

実際の「山下清」は旅先で絵を描くことはなく、

自宅に戻ってから、脳裏に焼きついた風物を鮮明に再現し、作品を仕上げていた。

子供の頃、周囲の子供にいじめられた「山下清」は、養護学校に入り、貼絵を知り、

人間、何かの才能を秘めているものだというけど、私は、本当なんだと思いました。

あんなに伸び伸びした絵で、あたたかい絵で、豊かな色彩で、私は感激しました。

大正12年に生まれて、18才から33才までの放浪生活を続けて、さまざまな感動スト―リーがわかりました。

自分をルンペンと言い、行き先々で食べる物をめぐんでもらう。日記が書かれ、ストーリーに心打たれました。

あまりすばらしくて、私の記憶に残るでしょう。

「山下清」の絵こそ、民衆に親しまれ、愛されている。

「ほっとする」絵で本当の芸術科だと思いました。

今日は最高に幸せでした。