「悲惨な状況は、報道ではわかってもらえない!目で見てもらいたい!そして多くの人に教えてもらいたい!」と、
仙台にいる甥の言葉で、私は仙台に向かいました。
仙台駅から車で1時間、賑わっていて、震災なんかあったのか?と分からないほどでした。
小高い高速道路をくぐった途端、目の前が見渡す限り、津波で町全体が、ねこそにもっていかれた。これが現実でした。
あれから5カ月になって、今はこんなにきれいになったけど、がれきの山と、臭いにおいが言いようがないほどだったと言う。
車から逃げて高速によじ登った人は助かったけど、「生と死」の分かれ目ってこれなんだ! 色々聞いて恐ろしくなりました。
仙台で死者9,500人、不明者が2,500人。
高速道路を挟んで、すべてを失った「荒浜町」の人達と、何メートルも離れてない隣町の人達が「明暗」の分かれ道。
現実を多くの人に見てほしい。
写真だけでなく多くの子供たちにも焼きつけてほしい!
今は自由に行かれるようになったので、被災者達の苦しみを感じてほしい!
そして立ち上がっていく様を見てほしい!