3月11日(火)は、すごく充実した一日でした。
温海の高速を通らずに、雪の中、山道を通って、関川の「野尻 梅子」さんの家に着きました。
梅子さんは、農村女性が学ぶ場「一六会」のメンバーで、「かよあめ」作りを体験させてくれました。
16人ほどの若い主婦たちも、真剣に聞きいってます。
砂糖を使わずに、もち米で作るあめ、出来たあめに皆が歓声をあげます。
私は60年前のころに戻れた感じでした。
紙芝居を見ながら、5円払うとアメがもらえて、箸に付いたアメをクルクル回して、白くなったらなめたものでした。
お店の中は満席で、全員7時からのキャンドルナイトに参加してくださいました。
電気を消して手つくりのろうそくの灯りで、東日本大震災の犠牲者たちの方達に、黙とうをささげてくださいました。
「忘れていないよ!」と、毎年7時から全国一斉のキャンドルナイトに、これからも参加していきたいと思います。
老夫婦の方が「去年も千山閣のキャンドルナイトに来て、黙とうしたよ!」と言ってくれたお客様がいました。
その言葉にうれしくてジーンときました。ありがとうございます。
鶴岡3中の生徒さんたちも、手を合わせお祈りしてくださいました。
その後、「野尻梅子」さんが作った「かよあめ」を一人一人箸でクルクル回し、おいしい!おいしい!
「初めてだー!うんめー!」とキャーキャー大喜びでした。
大人のお客様たちも、「なつかしい!うんめー!」と喜んでくれました。
3年前の3月11日の悪夢を、子供たちにも忘れられないように、語り伝えていきたいと思います。